朝早く目覚めた美保は部屋の中のダンボール箱を眺めながら新居へと夢を膨らませながらも手続きとか忘れ物はないかしらと思いをめぐらせていた
夫の康博は自分の引っ越しで手一杯で美保の引っ越しは夫の康博が部下に軽トラックを持っている奴がいて手伝ってくれるからと聞いていた
一方で軽トラックに乗ってやって来た松原俊明は運転しながら前日に電気街を歩き回り密かに思いを膨らませ顔を緩めていた
と言うのも俊明にとって美保は結婚式でしか見た事がなかったが俊明の好みのタイプだったからだ
俊明は手伝いながら屈んで空いた美保の胸の谷間や階段を上り下りする美保の後ろ姿に浮き出るパンティーラインやブラの線を嘗める様に視姦していたが、美保は何もない新居に荷物が入ると新生活も現実味を帯びて無防備に俊明を刺激している事にまったく気付いていなかった
いやそれどころか美保は俊明を良い人、便利な人と全ての荷物を運ばせて他人が見れば俊明と美保が夫婦と見間違えられても仕方がない様に俊明を使っていた
しかし俊明にはそんな事も美保の心の隙間に忍び込む様に献身的に振舞い巧みに利用する
『美保さん、直ぐに使える様にダンボールから出して措きましょうか…美保さんはダンボールを直ぐに(家から)出せる様にガムテープを剥がしたり纏めて置いてて下さい』
勿論、俊明は美保が屈んだりしゃがんだりした時にたわわな乳房やスカートの中をガン見する為だった
案の定、美保はダンボール箱と格闘する様に大股を開き体重を掛けながらダンボールを折り畳んでいた
ここもやはりゴミ袋にダンボールを入れないと収集してくれないからだった
片付けも終わる頃 康博が来て『おーい俊明荷物を運んでくれ』と邪魔をされた
引っ越しも終わり俊明は引っ越し祝いにと置時計をプレゼントするのだが部屋を見渡し手伝ったから好きな所に置いて良いですか?と聞きながら勝手にサイドボードの上に置いた
それは俊明が電気街を歩き回って買った盗撮カメラ内蔵の置時計でコンセントに繋げれば永久に電波が出続ける代物だった
しかし康博も引っ越しに疲れて気付かない『おーい美保片付けて食事にしょうよ』
俊明はコンセントに盗聴機内蔵の三ツ又を差し込むとテレビを点け『映った映った…角度はこれで良いですか?』とテレビを康博の方に向けた
康博は『手伝って貰って助かったよ…至れり尽くせりだな』と笑った
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