溺れ逝く義母(きっかけ)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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溺れ逝く義母(きっかけ)

15-06-14 09:23

山岡珠江が38歳の時に夫、隆弘と再婚した、お互い離婚歴が有り珠江には子供は居なかったが隆弘の方には当時高校1年生の明宏が居た、素直で真面目な明宏に珠江はこの子の母親に成ろと決め隆弘と再婚したのであった

再婚して直ぐに隆弘は地方営業所の所長として単身赴任が決まり珠江は再婚して直ぐに明宏と2人だけの生活に成った、そして2年の月日が経ったある日、事件が起きた
高校3年生に成った明宏は大学受験のストレスから夜な夜な外を出歩く様に成った、珠江は明宏の後を附け明宏は珠江に付けられている要るとも知らずに住宅街をフラフラ歩き回り何かを物色していた、そして明宏が立ち止まり周りを警戒しながら一件の住宅の裏庭忍び込んでねいった、珠江は明宏が何をしでかすのか不安に心臓が早く鳴った、そして明宏は外に干されていた女性の下着を盗んだのである、珠江は明宏が出て来るのお待ち明宏が侵入した裏庭から出て来た所で意を決して声を掛けた

「明宏っ!」

深夜の住宅街に珠江の声が小さく響いた、珠江の声に明宏は身体を硬直させ声のする方に身体を向け義母の珠江の姿に驚きを隠さなかった

「…母さん…」

明宏は盗んだ下着を握ったまま呆然と立ち尽くした、珠江は明宏に小走りで近付き思わず明宏の頬を平手で打ちし盗んだ下着を奪い道路に放り投げ明宏の腕を掴み家へと連れ帰った、そして居間のソファーに座り明宏を諭す様に諫めた

「明宏、なんであんな事をするの?、ねぇ、あなたは此から大事な時が来るのよ、つまらない事で道を踏み外しちゃ駄目じゃない?」

思春期の息子の行動は理解出来ない訳でも無かったが、例え血が繋がらなくとも母親として息子を諭さなければ成らないと珠江は優しく明宏を諫めた
明宏はうなだれたまま頷きながら涙を流していたその姿に珠江は息子を愛おしく成り優しく明宏を抱き締めた
明宏は初めて女性に抱かれる感触に抑え切れない衝動に駆られ思わず義母の珠江をソファーに押し倒した
息子の突然の行動に珠江は何がなんだか判らなくなった珠江は咄嗟に明宏を払い退けようとした、しかし高校3年生の息子の力は強くそのまま押し倒されてしまった、そして、越えては成らない一線を超えてしまったのである

つづき「溺れ逝く義母(きっかけ2)」へ


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