この話はつづきです。はじめから読まれる方は「過ち」へ
Pタイルが張られた床に鞭が叩き付けられた
「雪絵っ!何をもたもた歩いているのっ!」
鞭を床に叩き付けながら香織がボンテージ衣装に身を包み女王様然とした姿で四つん這いで歩く雪絵をキツく叱責し、少しでも膝が床に着こうものなら手に持つ鞭が容赦なく雪絵の肉付きの良い尻に叩き付けられた、雪絵は自分でも解らない程に長い時間四つん這いで歩かされ熟れた身体に大粒の脂汗が浮かびそれが床に流れ落ちた
「香織さん、後生ですから、少し休ませて下さい」
掠れた声で雪絵は疲労が色濃く浮かんだ表情で香織に願いでたが、香織はツンと澄まし冷たい笑みを浮かべ躊躇い無く雪絵の尻に鞭を振り降ろした
「…あぅッ…ぁぁぁ…痛いッ…お願いッ、打たないでぇ」
雪絵は尻を真っ赤に腫らし鞭の痛みに涙を流した
「奴隷の分際で生意気な事言うわね!」
香織が不敵に嗤った
冷たいPタイルにしなだれ崩れた雪絵に香織は脚を大きくがに股に成りながら腰を降ろし顔を背け咽び泣く雪絵の髪を掴み乱暴に顔を上げさせ
「そんなに休みたいのなら休ませてあげるわ」
そう言う香織の言葉に雪絵は恐怖に身体が震えた
「啓次!ねぇ雪絵が休ませてって言うのよ、休む段取りして呉れない」
香織の呼びかけに若い男の声が奥の方から返事が返って来た、そして何かを転がし押してくるうるさい音が2人の元に近付きその物が姿を表し時、雪絵の表情が強張り香織の表情は不気味に笑った、雪絵の前に現れたのは十字架型した貼り付け台であった、押して来た若い男啓次が薄気味悪く嗤い床にしなだれる雪絵の身体を抱き起こし貼り付け台へと運んだ
「…ぁぁぁ、嫌ぁぁ、嫌、嫌、お願い香織さん、許してぇ」
哀しく訴える雪絵に香織は嗤い啓次は言葉だけで抵抗する雪絵を貼り付け台に運び十字架に拘束させた、その姿はキリストが十字架に貼り付けにされた姿よりも哀れであった、両手両足を拘束され身動きの取れない哀れな雪絵の姿に香織と啓次は嗤った
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