幼恥園_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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幼恥園

15-06-14 09:56

大森 茜は大学を卒業すると自宅近くの幼稚園の先生になりました

ある朝、先生の間で噂の問題児が来て他の先生から茜に押し付けられました

新任で優しい茜は何も知らずにどの子も可愛い子供と輪分け隔て無く出迎えました

問題児は男の子で来るなり『先生おはよう』と母親の前で茜の胸を揉んで『先生のおっぱいママより大きくて柔くて気持ちいい』と茜の回りを走り回っていました
K先生からは茜先生Aちゃんから合格貰ったわねと笑いながら『私なんか小さい小さいと貧乳と宣伝されたわ』と言っていました
その時は時間にすれば一瞬の出来事で次から次に来る子供に追われていて気付か無かったのですが…これが後々問題に…母親が胸を見て私が笑って恥をかかされたと…私は子供全員に笑顔で出迎えていただけなのに…

Aちゃんはその後もおままごと事件や転んだ事件を起こし主任先生にも相談していたのですが奔放な子だから気にしなくて良いと指導されていました
そんな時にAちゃんの両親からクレームが…『新任じゃなくベテランの先生に変えて欲しい』と要望され茜は園長先生が茜を守ってくれると信じていました ですが園長先生は親の前では親に『はい、はい、仰る通りで…』と平謝りでした
園長先生は親に言わせるだけ言わし親と茜を帰すと溜め息をついたそれを事務所の奥で見ていた理事長の源三が他人事の様に『園長も大変ですなぁ…あれが話していた新任の先生ですか?』

園長は『えぇ、まだ何も知らなくて力不足で未熟過ぎて困ってますわ』と源三に愚痴を溢した
そんな園長に源三は『再教育が必要ですな』と言うと園長は『ココは学校じゃないんだから一から教えてる時間なんてないです…理事長が教育して下さいよ、理事長は時間を持て余してるんでしょ?』
源三はニヤリッと『教えて良いのかい?』と園長の顔を覗き込み、園長は源三を見て『えぇ、気転の利く忍耐強い先生が多い方が助かりますわ…理事長もそのつもりなんでしょ?』と不適に笑った

園長は『辞めたら辞めたで新しい先生をお願いしますね』とタイトスカートをたくし上げながら帰宅用の靴に履き替えた
源三は『わかってるよ明日でも新任の先生を私の所に来させてくれ』と言いながら人差し指を立て園長の太股に指を這わせた
その行為は所謂、園長と理事長の間の秘密の合図になっていた。それは指一本百万円を理事長から紹介料を振り込むと言う合図だった
源三の指がスカートの奥、趾の付けねに届きそうになると園長は手を静止して『今日は駄目よ、家族で待ち合わせして外食するんだから』と腕時計を見て『とんだ事で遅くなったわ』とお尻を振って帰って行った

茜は出勤すると更衣室で着替えながら着替えていた主任に『…園長先生は親に謝ってばかりで…』と愚痴を溢し

主任はそんな茜に笑いながら『今日の茜先生は朝から怖い事、子供の前でそんな顔をしたら駄目よ頑張って』と励ました
茜は『愚痴ってすみませんわかってますスッキリしました』と鏡の前で笑顔を作り園長の所に行き『昨日はすみませんでした…』と頭を下げた
園長は『あっ!!茜先生いいわ今日は理事長のお宅に行って理事長に聞いて勉強してきて』と茜は言われました
茜は向かいながら園長は『園児も老人の世話も一緒だから…』と言っていたけれど…と思いながら身なりを見直し、急に言われたから白いブラウスに透けたブラにちょっと派手だったかしら?上着を着てたら見えないわよねと見えない様に前を合わせ身を引き締めた
茜はインターホンを押し『…幼稚園の大森です』源三はおっ来たかと頬が緩んで『良く来たね』と屋敷に茜を招き入れた
『先生も大変だね…蔵でも片付けて貰おうか?大切な子供だと思って扱ってくれよ』

茜は『はい、気を付けます』と蔵の中に入った

源三は『一日で終わらないからゆっくりで良いよ』と言うと家に戻った
茜は蔵の中の物珍し品物を手に取りながら蔵の奥に進み片付け始めた

その時だった…茜が前屈みになると茜の背後で並べられた壷が将棋倒しの様に倒れ音を発てて割れた
勿論、源三の策略だった倒れた壷は源三がスイッチを押すと倒れる様に仕掛けた安物の壷だった

源三は戻って来ると『茜先生、休憩して下さいよ』と茜に声をかけた

茜は不意に声を掛けられビクッ!!と『あっ!!源三さん壷が…私は当たっても触ってもいないんです』と弁明する茜に源三は優しく『割れてしまった物は仕方がない』と怯える茜を労った
叱られると思っていた茜は源三の優しい態度に胸を撫で下ろしホッとしていると、そんな茜に源三は『どうしますか?』と言葉を掛けた
源三が何を言ってるのか?茜はわからずに責任だろうと『はい?』と言いながら『弁償します』と言っていた

源三は『ホォー!!弁償出来るんですか高いですぞ払えるんですかな』と茜を見ていた
源三は続けて『園児が倒れて怪我をした…茜先生はまた園長に泣き付いてお願いしますかな?』

茜は『幼稚園とは関係が無いです私が責任を取ります』と見栄をきった

源三は『ホォホォ嬉しいですないつまで頑張れますかな?』

茜は額を聞いて愕然となり『理、理事長…それは私に身体で支払えと…』と凍りつきました
『茜先生は怖い事を言いますな…私は何も言ってませんよ、誠意を見せて欲しいと言っただけで…個人とクレーム処理の多い弁護団とどっちが勝ちますかな?先生と私じゃ世間がどちらの言う事を信用しますかな?』
『文句や苦情を言わない親ばかりだと良いですな…』

茜は『わかりました』と気力が失せた

つづき「幼恥園2」へ


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