浩一はいつもより早く帰り、近道といつもとは違う川の堤防の道を選んだ、浩一の家は堤防を下りて直ぐだったからだが堤防からも我が家が見えた
すると我が家から男女の二人がちょうど出て来るところで浩一は咄嗟に堤防に身を隠した
我が家で身を隠す必要もないが、動物の感と言うのか?何か感じるものがあったんだろうか?身を隠していた。
男は若い男で、女は間違いなく妻の恵だった!!
その光景は駅で別れ際のカップルの様に、いや風俗店の女が客を送り出す様に体を密着させていた
勿論、浩一は帰って妻に然り気無く問い質したが、恵は髪を掻き上げながら「・・・一緒の書道教室の男の子、貴方も知ってるでしよ?」
妻の恵が書道教室に行ってるのは私も知っていたが、妻が浮気を?いや、教室であんな事をとは全く知らなかった
気付いた時には既に遅しで、妻は・・・そうとも知らずに妻の「あらっ!!嫌だ、妬いてるの?
・・・貴方は知らないでしょうけど大変なのよ」と妻の笑顔に誤魔化されていた
夫婦で無関心、触らぬ神になんちゃらだった。勿論、あっちも・・・それが、妻が綺麗になっていく、エロくなっていく、悪い事ではない、
専業主婦が外に外出する様になれば普通の事だと思っていた
恵が私に書道教室の先生の事をご主人様と言うまでは・・・
三十代の平凡な専業主婦の恵に魅力が無いわけではない、しかし私もそんな事で仕事を疎かにするわけにもいかなかった
それまでにも妻は駅前のカルチャースクールにも通っていたが、どこか私と違うと満たされず続かなかった。そんな時に恵がよく利用する呉服屋店の主人に紹介されたのが書道教室で、字が綺麗になるのと筆文字アーティストと言う響きに恵は魅せられたそうです
つづき「筆下ろし(寝取られ妻)2」へ
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