誤解(主人の上司に)2
バレンタインの朝、私は鏡に映る姿を見ながら何を考えていたのか・・・縄に酔ってでもいるかの様に立ち尽くしていました。 入り交じる複雑な思い。いえ、ただ今日一日何事も起こらず主人の機嫌が良い事を願っていました。 なので縄を考慮して服も選びました。なんと言っても年に一度のバレンタインです。バレンタインに夫婦喧嘩や主人が不機嫌などあれば私が悪妻にされてしまいます。私が機嫌良くチョコを渡さなければ・・・主人に格好の責めのネタにされて・・・・等と考えている内に下着はやはり・・・下着は黒の総レースのTバックに揃いのブラにキャミソールを着けてました そしてチョコをイメージしたブラウスと首回りを隠すスカーフと膝丈の花柄スカートを着けてまるで記念日の外出でもするかの様な服装です 主人だけの為にこれだけの事をすれば主人も機嫌が不機嫌になる事も無いと思いながらもまだ物足りなく感じました それは化粧と素足からくる感じだと思いました 普段着けた事の無いガーターベルト、以前に主人に着けて欲しいとX’masにプレゼントされたガーターベルトがタンスの奥に主人に一度も見せずに眠っていました いやらしぃと思いながらも服の下に紐が多い方が縄を指摘されても紐だと言い訳が出来そうに思っていました あまり派手にならない様に薄化粧にして気分はアゲアゲに、やはり知らず知らずの内に縄の影響でしょうか?尽くす以外に主人の私への浮気疑惑は払拭出来ないと頑張っていました それに、良い感じ・・・若い娘みたいにミニだといやらしぃけど、ストッキングもスカートで隠れるし・・・主人もきっと喜んでくれると思っていました 主人の目の前で直したり、チェックも出来ないから前屈みになったり念入りにチェック、主人に何も言わせない。ファッションショーの舞台にモデルが出る様に秘めた気合いでドアを開け |
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