牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 05:23
ほんじゃあ学生時代の話なんだけど。。 バイト時代の話だから職場と言っていいのかわかんないけどね。 俺は大学時代ずっと某外食チェーン店でホールのバイトをしてた。 何処でもそうだろうけど、そのバイト先じゃ新人に対して経験者がベタッとくっ付いてOJT(研修みたいな物)っていうのをやる事になっていた。 で、ありがちな話なんだけど、その時OJTで教えてくれた一つ年上の美紀さんって子においらは惚れてしまってた。 女なんて高校時代に一度付き合った(2ヶ月で振られた)だけで飢えまくってたんで、惚れ易い人間だった事は認めるけど、その美紀さんは近場の外国語大学に行ってて黒髪が長くって、外見がカワイイとステータスだけでもかなり好みな上に、こっちに教えてくる時はかなり厳しくって気も強い。 しかしバイトが終ると途端に優しい先輩になるって言う、 なんかおいらを釣ってますか? といわんばかりに魅力的な人で、一緒に仕事をするようになって一気に好きになった。 学生の片想いだから時間はゆっくりとしてて、告白とかそういった事はあんまり考えられなかった。 一緒に仕事してるだけで凄く楽しかったしね。
彼女は火・金・土・日のディナーで入ってたんだけど、暇なおいらは夜は一週間のうち6日はそこのバイトに通った。 無論火・金・土・日なんて店長にイラネって言われた日以外は絶対に外さなかった。 OJTも終って仕事中はあんまり話せなかったけど、たまに来る上がりの時間が一緒の日が凄く楽しみだった。 ちょっとした時間だけど色々と話せたからね。 高校の頃に付き合ったことはあったらしいけど、今は彼氏がいないことも確認した。 一人暮らしをしている彼女の家は結構俺の住んでるアパートから近くて、近くまで一緒に帰っちゃった事すらあった。幸せ。 最初の内は「内田君!A卓フォローしなきゃ。自分の所だけ見てちゃダメだよ。」とか怒られたりもしたんだけど、毎日のようにロングで入ったから皆とも仲良くなって半年もするうちに少しは頼られるようにもなれた。 「内田君。私の卓のあのお客様お願い!」とかマジうれしいし。頼られてるし。父さんにも頼られたこと無いのに! もちろん彼女以上には仕事が出来るようにはなれなかったけど。 で、そんなある日いきなり美紀さんがバイトを休んだんですよ。確か火曜日。風邪の事。 おいらのやる気はおきないわ、店長切れてるわで店の中大事件ですよ。大事件。 おいらは何とか店長を宥めてその日は乗り切ったけど、そしたら今度は金曜日も土曜日も来ない。 金曜日はともかく土曜日は店的にも洒落にならないし、上がり時間が一緒だった俺的にも洒落にならない。 一週間の楽しみが・・・orz 風邪って話がどんどん悪い方にも想像が行っちゃうし。店長も一人暮らしだからって流石にちょっと心配してた。 そこでおいら登場ですよ。日曜はランチで入って4時上がりなのをいい事に 「美紀さん明日もお休みのようならちょっと僕様子見てきましょうか?」と店長へ。 今考えるに何故女の子ではなく俺が?そして何故店長に聞く? 「ん?あーー。まあ、そうだな。冷たくなってたりな。ぶひゃひゃひゃ。」 最後の一文はタチ悪いクレームの客を今度まわしてやるとして言質は取れた。と言う事で浮かれつつも早速電話。 とまどう彼女を押し捲って主旨の訳わかんない電話で見舞いに行くことを了承させた。 正直その時は彼女が心配とか見舞いとかよりも顔が見たくてしょうがなかった。 電話番号は知っていたけど電話し合えるような仲じゃなかったし、バイト先だけが彼女との繋がりだったから。 辞めちゃったらどうしよう、なんて考えたくも無かったし、考えられなかった。 だから日曜は4時上がりした後、店の中でも美紀さん好きな高いスープの元を冷凍庫からちょっぱって、スーパーでおかゆとかジュースとか買い込んで(つうか上がりこむ気マンマンだよおいら・・・) すぐに彼女の家に向った。 緊張しながらアパートの階段を上り、チャイムを鳴らすとすぐに美紀さんがちょっと笑いながらでてきた。あれ?元気そう。 「ごめんね。わざわざ。でも熱下がっちゃった。結構元気だったり。エヘ。みたいな。」(’A`) いやいや、良い事なんだけど。おいらのおかゆとスープとかは?いらない?うん。まあいらないよね・・。と思いながら 「あ、そうなんだ。よかった。店長とか心配してたんですよ。あはは。来週から来れそうですねアハハ」 とドウでもいい事を話すおいら。(´・ω・`)ショボーン 正直こう何ていうのか、看病しちゃうぞ(はあと)みたいなのを想像(妄想)してたんですよ。。 こう、『うっくん、あっツイの(おかゆ)お口にちょうだあい』みたいなね。絶対ないし絶対言われないけど。 「あはは、折角持って来てくれたから上がっておかゆ作って食べてく?」 『ああ・・汗でびしょびしょじゃないか。これは着替えさせないと肺炎になってしまうぞ!』みたいなね。 困ったなおい。ってなんか言ったぞ彼女。って彼女を見るとちょっと悪戯っぽい顔でこっちを見てた。 今思うと多分どうしようって悩んでたおいらの事見抜かれていたんだと思う。 そうして部屋に入ったときの興奮がわかるかおまいら。彼女は意外と元気そうにしてたけど、やっぱり病み上がりのようで部屋は雑然としてた。 ていうかパジャマがベッドの上に脱ぎ捨てられてるんですが・・・(たたんではあったけど) やや部屋着っぽいブラウスと下は普通のスカートだったけど、今着替えましたかそうですか。 お邪魔しますと入ったものの、座るに座れないので早速おかゆ等を作り始めるおいら。 美紀さんはごく普通にベッドに腰掛けながら、今週のバイトの話とかを俺に聞いてきたりしてる。 キッチンはすごく整然とかたづいていて、なんか使うのがもったいないみたいだった。 俺なんてバイト先でキッチンの手伝いする以外は殆ど自炊したことも無かったしね。 調味料類も一通りそろってたんで芋入れたおかゆ作って、その他炒め物等一通り作って上から味の素を降りかける。 できあがり(適当)。 それでも美紀さんはすっげえ喜んでくれた。 手をたたいて喜んでくれる美紀さんにおかゆ提供。馬鹿にされてる気分ですがめしあがれ。 「おいしいーーーー味の素最高だね。」 バレテマスカ・・・orz 美紀さんの部屋はU2のポスターが張ってあったんでそれを会話の糸口にしてU2を聞いたり、音楽の話とかをして盛り上がった。 なんかいつものバイト先の休憩室で話していたのとは違って美紀さんはとにかくよく喋った。 もしかしたら美紀さんって結構おしゃべり?とか思いながらおいらは幸せに身を震わせてた。 美紀さんは食事をしながらU2の事を色々喋ってて、おいらはおいらの作ったもんおいしそうに食べてる美紀さんを見てた。 今でも思い出すよ。 食事が終わったら当たり前みたいにバイト先の文句を喋った。 おいらはタバコ吸いたかったけど美紀さんの部屋だから我慢してた。 ていうかタバコ吸いたいって言って「あ、じゃあ今日はありがとうねー」とか追い出される口実にされるのが怖かったりもしてた。 そんな心配も杞憂だったみたいで、なんか美紀さんはここ一週間風邪で殆ど人と喋ってなかったらしくて、本当に楽しそうにおいらと喋ってくれた。今まで憧れてて自分で作ってた壁を美紀さんの方が突破してくれたみたいで、見舞いとかの口実なんてもう関係なかった。 「聞いてる?店長超エロいよね?」 は?聞き捨てなら無い事言いましたよ。 「何々?美紀さんなんかされたとか??」 「え・・うーん。。私は直接はされてないけど○ちゃんとかがね」 良かったな店長。俺様の美紀に手を出してたらマグナムが火を噴くところだったぜ? おいらは何か美紀さんの家にいるって事で舞い上がってて、とにかくいっぱい一緒にいたかった。 今週殆ど喋ってなかったからね。 一週間話さなかっただけで胸がいっぱいになっちゃう恐るべき学生のリビドー。 それもあったけど、そのときはおいらじゃなくても良かったのかもしれないけど、こんなにおいらとうれしそうに話す美紀さんと話してて、ちょっと自信過剰になってた。 「でもね、内田君。レジとかやってると店長結構胸元覗いてきたりとかするのよ。」 「えーーーーセクハラじゃないですか。」 「ね、ちょっとや。でも内田君も見てない?こうやって私が前のめりで机とか拭いてると。」 とか言って、あははと笑いながら食事がまだ残ってるのに机の上に前のめりになって、ブラウスの第一ボタンの部分をちょっと引っ張る美紀さん。 顔がおいらに近づいてくる。普段からバイトでも手とか引っ張ったり 女の相手だと抱きついたりと、スキンシップは過剰な人だから慣れてたんだけど、その時はなんかおいら盛り上がっちゃってて。 で、近づいてきた顔に対して勢いでキスするおいら。どうするとか全然考えてなかった。 殴られるかな・・とか思ったんだけど美紀さんは切れ長の目がびっくりした猫みたいになっただけで、おいらの事をよけないでいてくれた。 無論舌とかいれてないっすよ。こっちに乗り出してきた美紀さんにちゅって。多分一瞬だったと思う。 口が離れたら黙っちゃう美紀さん。気まずい。。 さすがに黙れないおいら。 「あっあの・・・ご・・・ごめんなさい。急に近づいてきたからですね。ええと」 もちつけ俺。 「びっくりした・・・」 急に素になる美紀さん。 素になった後、ちょっと考えて。こっちを見て美紀さんは 「うーん。まあ、いっか。うれしかった。」 って言ってへへって笑ってくれた。そのときの美紀さんはすごいお嬢様然としてて、すごくきれいに見えた。 だからおいらも必死になった。場所を移動して彼女の隣に行ってキスした。 今度はしっかりキスした後、美紀さんはおいらの肩に軽くあごを乗せて 「下心あったでしょ」って言って、こっちを向いてにーって笑って、はーっと溜息をついた。 それがなんだかとてもエロくって、もうおいら夢中になって美紀さんを押し倒した。 「ちょ・・ちょっとまって。内田君。絶対ダメ。絶対ダメだよ。今はダメ!!」 とか言って焦るおいらを諭してシャワーに駆け込む美紀さん。 シャワーに追いかけて行って、後ろから抱きしめようとしたおいらに美紀さんは真っ赤になって 「駄目!くっ付くのはシャワー終ってから!」 って言って後ずさった。 それを聞いてシャワーの間中放心するおいら。美紀さんと? どうすればいいのでしょうか。テンぱるおいら。ええ、想像してましたよ。妄想もしましたよ。 でもこんな展開は想像してねえ。 <続く> 続きを読みたい時に便利です→ お気に入りに追加 [体験告白][エッチ][バイト先の年上のお姉さん][教育係][風邪の見舞][ディープキス]
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