牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 10:22
会社の先輩に寝取られました。 まだ独身だった頃、数年つきあっていた彼女と、何となくすれ違いの日々がありました。 久しぶりに合うと「結婚、どう考えている?」と言われました。 まだ結婚は意識しておらず、ある大きなプロジェクトのプレゼン前でそれどころではなく、「うるさな~」的にあしらってしまい、気まずい日々が流れました。 プレゼンの用意が忙しく1週間ほど連絡は取らず会社や自宅にこもっていました。 プレゼンの日。準備万端で気持ちが晴れ晴れ。 「これが終わったらひさしぶり彼女に会いにいこう」って心に決めました。 無事プレゼンが終わり、まっすぐ彼女の家へ、と思ったのですが上司にいっぱいつきあわされ、彼女の家の前に着いたのが夜中でした。 合鍵でこっそり入って寝ている彼女にキスして驚かそうと思ったのです。 そーっと、部屋に入りました。 あれ、いつもと違う香りがする。 これはローズの香水かなあ。いい香りだなあ。 香水を変えたんだねえ。 そう感じながらドアを開けて寝室でみたものは・・・・
他の部署で働く先輩と彼女が裸姿でベットで寝ているところでした。 体中の毛穴が逆立つのがわかりました。 マグマのような怒りが込み上げました! 「おおい!このやろう、てめえ、なにやってんだあ!!」 大声で怒鳴りつけると、びっくりしたような二人! 目をぱちくりして僕をみています。なんでここにいるの?的な。 でも、それ以上は気が動転して、だ!っと彼女野部屋から走り出して逃げてしまいました。 「どうしよう、どうしよう、どうしたらいいんだ???」 半べそで夜中の町中をふらふら歩き、 「もう一度冷静に彼女と話し合おう」 部屋に戻りました。 と! まだ二人で寝てるではありませんか。 こんな状況でもまだ抱き合っているのかお前ら!!! 怒りが爆発! 今度は布団の上に飛び乗り思い切り蹴りつけます! 「てめえ、ぶっころしてやる!!」 机の上にあったスタンドかなにかで殴りつけたと思います。 その先輩はパンツ一丁で無言で脱兎のごとく、走って逃げました。 彼女は「ごめんなさい、ごめんなさい」と泣きわめきます。 記念にもらった腕時計を彼女に叩き付け、 「二度と俺の前に姿を現すな!」といって、彼女の部屋にあった自分のものをつかんで部屋から飛び出しました。 その後一晩中街をさまよい歩き、翌日は睡眠薬をがぶ飲みして会社を休みました。 彼女は部署は違うけど同じ会社でした。 翌日出社しても仕事が手に着かず、うつろだったのを覚えています。 と、彼女の友人である同僚がきて、 「何となく話を聞いたけど、許してあげられない?」 と懇願するように言ってきました。 なぜ許さなければ行けない? 結婚を言われてあしらったのは悪かったけど、それがこの仕打ちか? あのプレゼンがどんなに大事だったか彼女は知っていた。 よりによってその日に他の男を部屋に引き込むようなヤリマンだったなんて。 僕は声を荒げてその友人に言いました。 「二度と目の前に現れるなと言ってくれ!」 その後、寂しさ悔しさを紛らわすため社内の他の女の子と毎晩飲みに行きましたが心が満たされません。 先輩の部署に行って話もしました。 「おまえ、結婚断ったそうじゃねえか、彼女が可哀想だろう、俺が慰めたんだよ」と平然と言います。 殴ってやろうと思いましたが社内なので、なんとか思いとどまりました。 まだ小さな子供のいる先輩でした。 卑劣さと虚しさは感じましたが、毎晩いたずら電話をし、奥さんが出たら「てめえのだんなが他の女とやりまくってるから、みんなが迷惑するんだよ!」と怒鳴ってがちゃんと電話をきったりもしました。 そのうち彼女が心と体を壊し入院したと聞きました。 数ヶ月経って、彼女が会いたいと電話してきましたが無視をしてました。 するとある夜、部屋に帰ると玄関の前に彼女が座って待ってました。 あの、可愛い顔が、笑顔と不安さと申し訳なさとが混じった表情で僕を迎え入れました。 「お帰り・・・」 冷たい玄関前の床に座っていた彼女は体が冷えたでしょう。 急に可哀想になって 「なかに入りなよ」と入れてしまいました。 部屋の中で、彼女が僕の目をまっすぐ見ながら 「ほんとうにごめんなさい。貴男がいなくなるようで寂しくて・・・」 目から涙が流れ出した瞬間、いとおしくてぎゅーっと抱きしめました。 「ああ・・・」 彼女の口からため息が漏れた、その瞬間。 あの、ローズの香りがしたのです。 この女が他の男のためにつけていた、香水の香り。 「バシ!」 彼女を押し離しビンタしていました。 「ふざけんじゃねえ、この売女が!!二度と顔みたくない。でていけ!」 何があったかわからないといった表情の彼女の腕をつかみ、裸足で外へ放り出しました。バッグと靴も外へ出しました。 しばらくドアを叩く音が聞こえ、1時間くらいでしょうか。すすり泣きの声とともに足跡が遠のきました。 あの香りで、あの夜がフラッシュバックしました。 それ以来、彼女には会いませんでした。社内で姿が見えたら逃げ、玄関の前に姿が見えたら友人の家や会社に戻って泊まりました。 その後自分が出向となり数年会社を離れ自然消滅しました。 でも今でもあの彼女の寝室の瞬間を思い出すと動悸がして苦しい。 寝取られなんて、楽しいものとは思えないのです。 [体験告白][エッチ][寝取られ]
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