牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-07-16 08:47
去年の話です。 大好きだったバンドのライブに友達と2人で行きました。 ライブは2daysだったのですが、一緒に行った友達は1日しか都合がつかず、1日目は友達と、2日目は1人での参戦となりました。 都内でのライブだったので、地方に住む私達は1日目に都内で一泊し、友達は翌日始発で帰る、という予定で行きました。 1日目のライブが終わり、興奮状態の私達は 『2人で打ち上げをやろう!!』 という事になりましたww ですが、ライブの後(しかも翌日もライブがあり、しかも週末)という事もあり、会場近くのお店はどこも満席でした。 私達は、せめて会場から少し離れた所に行ってみようと言う事になり、しばらく歩く事に。 結局、会場からも中心街からも結構離れた所にあった店に入りました。 私達は偶然見つけたのですが、なかなか見つかりにくそうなお店で、穴場的な感じでした。 お店の中は薄暗く落ち着いた感じで、お客さんは私達の他にカップルが1組いるだけでした。 私達は飲みながら、大興奮で今日のライブについて話しまくっていましたw
それからしばらくたって、お店に5~6人くらいの男の人達が入って来たんです。 しかし私と友達は、そんな事は気にもとめずに飲み続け、話し続けました。 そしてまたしばらく経った時、さっきの団体さんの中の1人が私達の席に来て、 『一緒に飲もーよ!!』と誘われました。 その時には私達もかなり酔っていたし、ライブ後でテンションも高かった事もあり、 『まぁいっか☆』 という感じでOKし、男の人達の席へと移動しました。 男の人達ももう結構酔っているような感じでした。 男の人は5人いました。 テーブル席だったので、私と友達が向かい合わせに座り、私達をはさんで両サイドに男の人が1人ずつ座り、もう1人の人が、コ←ここに座りました。 その状態でしばらく飲み、かなり盛り上がって来た頃、その中の1人が私達に 『OO(バンド名)のファンなの??』 と聞いて来ました。 (私達はライブの時に着ていたツアーTのままでした。) 好きなバンドの話になり喜んだ私達は、今日あったライブについてと、そのバンドについての話をガンガン話しました。 男の人達はすごくニコニコして嬉しそうに私達の話を聞いてくれてました。 すると、別の人がまた私達に 『ねぇねぇ!これ何だかわかる!?』 と聞き、プラスチックの薄いケースに入ったカードを見せてきました。 私と友達はそれを見てかなりビックリ!!!! そのカードは、今日のライブの“バックステージパス”だったんです。 彼らがライブ関係者だった事を知り、驚いて軽いパニック状態になった私達を見て全員大爆笑していました。 そしてそんな私達にさらに追い打ちが… その中の1人に 『Mちゃん(私)!!隣見てごらん!!』 と言われ、ハッとして横を見た瞬間、気を失いそうになりました。 私の隣に座っていたのは、私の大好きなバンドの、私の大大大好きな、Oさんだったのです。 店内は薄暗かったし、私はかなり酔っていたし、前の人達しか見ていなかったので全然気づかず、そこではじめて気が付いたのです。 私は本当にビックリしてしまい、と言うかなかなか事態を飲み込むことができずに、 ただただOさんを見て固まっていました。 あまりの出来事にビックリして一気に酔いが醒め、改めてOさんを見ると、キャップをかぶりメガネをかけてはいましたが確かにOさんでした。 それでも信じられずにOさんの耳を見たら、そこにはOさんがいつもしているピアスがちゃんとついていました。 私はOさんに慌てて自己紹介をし、握手を求めました。(今さらという感じでしたがw) Oさんはとても優しくそれに応えてくれました。 落ち着いてから他の4人をよく見ると、その内の1人もメンバーさんで、またビックリでした。 その他3人はツアースタッフさんとの事で、2人以外の他のメンバーはいませんでした。 するとそこでまた、信じられない話を聞く事になったのです。 スタッフさんの1人が私に、 『ここに入って来た時にさ~、珍しくOが“かわいい子がいる”とかって言い出したんだよね!! だから俺らが“よし!後で、酔った勢いで誘って来てやる!!”って言ったんだよ!!』 と笑いながら言って来たんです。 信じられない気持ちでOさんを見ると、真っ赤になって本気で照れていました。 (少し前までは赤くなかったので多分お酒のせいでは無かったと思いますw) しかし最初はかなり迷ったそうです。 私達がツアーTを着ていたために、Oさんのバンドのファンだとわかったからです。 でも、Oさんが普段はそんな事全然言わない人だったということもあり、なんとか協力してやりたかったから誘った、という事でした。 私はそんな夢のような話を全く信じることができませんでしたが、それでもやっぱり嬉しくて、すごく幸せな気持ちでした。 その後もさらに3時間くらい飲みました。 かなり盛り上がって、Oさんともやっと打ち解けた頃、明日もライブだしそろそろ…という感じになり解散する雰囲気になりました。 私はちょっと残念だったけど、一緒に飲めただけでもかなり幸せだったので満足していました。 私と友達がお店を出ると、お店の横で、Oさん含む5人が座って待っていてくれました。 その後、私達は最後にお礼やら何やら色々な事を伝え、5人と別れました。 私達はまだ信じられない気持ちで、Oさん達の背中を見送っていました。 すると、少し歩いた所で5人が立ち止まり、Oさんがこっちを振り返りました。 そして他の4人に何か言われ、また私達の方へ歩いて来たんです。 そして私の前に立つと、目も合わせられない様子でかなり恥ずかしそうに頭をかきながら、 『良かったら今日…もう少し一緒にいてくれませんか…??』 と言ってきたんです。 私は何がなんだかわからず、ただ戸惑って唖然としていました。 するとOさんは改めて私の目を見つめ、 『一緒にいて下さい!』 と言って手を差し出してくれたんです。 (他の4人に『ねるとんかよ!!』と笑われていました。) 私が戸惑いながら友達の顔を見ると、友達は 『行かなきゃ後悔するよ!!』 と言ってくれました。 私が思い切ってOさんの手を握ると、Oさんはパッと顔をあげて、嬉しそうに笑ってくれました。 友達の事は他の4人が責任を持ってホテルまで送ってくれるとの事でした。 <続く> 続きを読む時に便利です→ お気に入りに追加 [体験告白][エッチ][ミュージシャン]
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