この話はつづきです。はじめから読まれる方は「和子と義弟」へ
葬儀はいたって簡素な家族葬となり、田中家の本屋元である充の伯父夫婦が信州の田舎から出向いた。
一方 和子の姉が博多から親代わりで参列し求を含め数人で充を送った。
初七日もその場で済ませ久しぶりに再会した親族で食事をして解散となった、かって新婚時代 充と志賀高原をスキーで楽しみ山之内町の温泉に浸かった想い出した。
病弱だった充はリストラされてからは人が違ったように暗く陰湿な性格に、それからは夫婦の営みは途絶えてしまった・・。
四十九日の法要は求を呼んで僧侶の簡単なお経で済ませた。
その夕方までに和子は求と一緒に夫の遺品の整理を済ませた。
「求さんご飯食べていってよ、お風呂も入っていって」
ようやく元気を取り戻した和子はエプロンをかけながら求に言葉をかけた。
「そう、悪いね じゃあお言葉に甘えよかな」
求は居間に座ってテレビを付けた。
和子は台所で求が好みそうな食材で食事の用意を始めた。
「姉さん俺の贈り物見た?」
和子は赤面しながら
「恥ずかしいわ、あんな物下さるから 」
「ははは・・・ごめん、これでも気を使ったつもりなんだけど」
「悪くなかったよ、凄くいい気持ちになったわ、フフ」
そんな会話を重ねながらふたりだけの食事を楽しんだ。
「9時のニュース」を知らせると和子は片づけを始めながら
「求さんお風呂入れてくれない」
「ああいいよ、ボイラ入ってる」
そう言って浴室に向った。
浴槽に湯が入る頃、和子は求に風呂を勧めた
「下着は充さんの物でいいでしょう兄弟なんだから」
「すみません、先に頂きます」
求は下着を受け取ると浴室に向った。
いっぱいに張られた浴槽の湯を汲み流しながら初めて浸かるこの風呂に満足していた、それは密かに好意を寄せる義姉が使っていた場所である。
暫らく湯に浸かっていたときだった、浴室のドアが開いたような気配を感じた。
求は脱衣場の方に目をやった
「あっ・・・」
脱衣場にあの和子が・・・・衣服を脱いでいる 白い裸体が浮んで映る
「求さん背中流しましょうか・・」
求は一瞬言葉につまった
ドアが開けられた
和子の豊満な裸体がおしげもなく求の目の前に
豊な乳房、はちきれそうな尻、タオルから垣間見える陰毛
求の下半身がむくむくと勃起はじめたのでした。
「姉さん・・・」
「さあ、背中流すわよ 座って」
浴槽から這い出す求は男根を隠すように座椅子に腰掛けた。
「求さんいろいろお世話になったわ、ありがとう」
和子の手が求の○○○に延びた
「アア・・・姉さん・・・」
「今夜はいかせてね・・・」耳元で和子が囁いた。
つづき「和子と義弟8」へ
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