年下の彼女(脅迫1)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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年下の彼女(脅迫1)

16-03-26 02:55

洒落たバーのカウンターの片隅で叶順子四十五才と羽山玲奈二十三才がカクテルを飲み交わしている二人の関係は職場の先輩後輩の間柄で年上の順子が玲奈の教育係りでもあった

「ところで玲奈さん、相談ってなにかしら? 」

両肘をカウンターに付きながらカクテルをワインレッドのルージュを施した口に運びながら順子が玲奈に訊いた

「はい、あの、少し言いづらい事なんですが」

少し躊躇い気味に玲奈が言いながらショルダーバックの中からA4サイズの封筒を取り出しカウンターに置き滑らせた、順子はカクテルグラスをカウンターに静かに置き差し出された封筒を手に取り中身を何ら警戒心の無いまま引き抜いた

「……ッ!」

順子は中から取り出したプリント画像に一瞬にして表情を凍らせ直ぐに仕舞った

「そこに写ってる人は順子さんですよね」

静かな口調で言う玲奈、そして明かに動揺を隠せないでいる順子に玲奈は続けた

「普段ツンと澄まして私達に厳しく指導なさってる順子さんが、そんな霰もない姿に成るなんてショックですわ」

玲奈は態とに敬語を使った

「違うの、これは、私じゃないわ」

声を震わせ力無く反論する順子に玲奈は封筒を奪い採り中身のプリントを取り出しカウンターの上に置くと、順子は慌ててそのプリント画像の上に両手を置き覆い隠した

「順子さん手を退けてくださらない、貴女じゃなかったら平気で要られるでしょ!」

玲奈の言葉に順子は頭を下げたまま左右に小刻みに振った

「これ順子さんよね、今よりうんと若いけど、でも間違いないわよね!」

突き付ける様に言う玲奈に順子は頭を力無く下げたまま頷いた、玲奈は順子の顎先を人指し指で引っ掛ける様に上に揚げ苦渋の表情を浮かべ今にも泣き出しそうな順子に言った

「これ、会社のみんなが知ったら吃驚でしょうね」

「……」

「順子さん、一晩付き合って貰えますね!」

玲奈の言葉に順子は、えっという表情を浮かべた

「付き合ってくださいね!」

問い詰める様に言う玲奈に順子は頷いた


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