狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

16-03-27 02:48

【新章】                                                                  以上がこれまでの出来事だ。それにしても人間の欲望とは果てしなく、恵まれれば恵まれる程欲望が膨らんで横柄になるものだ。僕は高校生活を終え、地元の二流大学に入った。その間、親父は病院で亡くなり、僕が土地と古い家屋を受け継いだ。けれど近所では僕と女たちを巡って悪い噂が絶えず、顔を合わせても挨拶さえしなくなっていてその場に居辛くなっており、結局それらを売り払って名古屋圏内のとある郊外に土地を百坪程買い、洋風の邸宅を建てて奴隷共々引っ越す事にした。かなり足りない資金は全て昭代と由香から寄付の形で出してもらった。間も無く美由!
も離婚し、娘を転校させて飼育生活を選ぶと言う。                                三人の人妻を事実上旦那たちから奪った後ろめたさは消えず、テレビのサスペンス・ドラマを見ていて、僕を恨んでいる元旦那から酷い目に合わされるんじゃないかと不安になる事もあった。少なくとも訴えられて莫大な慰謝料を請求されるかもしれない。又、他の女たちの関係者とのトラブルも予想され、そのためにも昭代や由香のお金が必要で、僕は二人の預金通帳と印鑑を管理するようになっていた。彼女らは僕に利用されているという認識が無いのか、たとえあっても認めたくないのか、抵抗せずに管理を任せていた。それは実に美味しく、甘い汁を二人から吸い取っていた訳だ。僕自身、女がかなり!
の高収入を得て豪邸に住んでいるのが妬まし!
ったので、たとえ一時的でもこいつらのお金を使って減らすのが小気味良くもあった。                                    


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