狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

16-06-16 03:54

叔父の家に着き、「こんにちは」と挨拶したら、「おう」と返事が聞こえ、叔父が現れた。無精ひげを伸ばし放題で以前より下卑た感じになっており、加奈を見るや好色な表情を露わにした。「いいですか?」「ああ」僕は靴を脱いで上がり、加奈もそれに続いた。居間に通されると、母さんがパンティだけの裸で四つん這いになっていて、僕を見上げて懐かしそうな表情を浮かべた。「もう、こいつは手放してもいい」叔父が母さんの頭に手を置いて言った。「やっぱり雄一君の持ち物だ」僕は母さんと目を合わせたまま、「芳江・・・」と思わず呟いた。「雄一様・・・」「ふん、やっぱり親子だな」叔父は苦笑いをしてソファに掛け、立っている加奈を見た。「おいで、加奈」加奈は僕の後ろに隠れた。「嫌がってますよ」だ!
ら諦めた方がいい、と言わんばかりに僕はつい口に出してしまった。「本当は手放したくないんだろ?」叔父は苦笑を浮べながらも僕を鋭く見詰めて言った。「・・・」「そんなうまい話は無いぞ」不気味さを秘めた口調に、僕は緊張した。「こいつをやる代わりに加奈をもらう。それが条件だからな」「ええ、まあ・・・・・」「ほら!」叔父は突然芳江を立たせて僕の方にやり、代わりに加奈を掴んでソファに連れて行った。「嫌だあ!」加奈は大きな声で逆らったが男の力には敵わず、兄の腕の中でもがくばかりだ。「おとなしくしろ」股間を荒々しくさすられたりする内に加奈は穏やかになって行き、やがて、「ああ・・・」と悩ましい声を洩らすのだった。「ふん」叔父はそんな妹を蔑みと愛しさの目で見ている。「はあ!
あん・・・」「やっぱり可愛いもんだ」頭を!
でてやっている。僕は叔父に嫉妬しながらも手出し出来ず、すり寄っている母さんを片腕で抱いた。その間も叔父は愛玩品をようやく取り戻したような表情で、いかにも不服そうな僕を見て、「交換出来ただけでもありがたいと思えよ」と恩着せがましく言った。「・・・・・」多くの女を囲う身になっても僕はこの男の上に立てないのが癪だった。それは、今のような身になったのも、元はと言えばこの叔父のおかげだという事実が消えないのだから仕方が無いのだが・・・・・。


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