七月に入り梅雨も本格的な季節を迎え30度を超す真夏日が続きこの日も蒸し暑い夕刻を迎えていた。
田んぼの見回りから帰ると集落の会合に出かけるため泰三は身支度をはじめていた。
みなゑもそれに合わせて夕食と風呂の支度にかかっていた。
「義父さん今夜の寄り合いは遅くなりますの、今夜は相当荒れるそうですよ」
ラジオで聞いた天気予報を泰三に知らせた。
「そうだな、今夜は新しい県道の補償で遅くなるかもしれん」
そう言って出かけた。
予報は的中して会合の途中激しい雷と雨で集会場の裏山から流れ出した水が川のように流れだしていた。
「みなさん、どうやら大雨警報が出たらしいので早めに今日は散会とします」
県から出向いた役人の一人が情報を聞きつけて散会を告げた。
集まった集落の男たちは足早に集会場を出た。
予定時刻を一時間も早い8時であった。
泰三は山や田んぼから溢れて流れる道をじゃぶじゃぶと音を立てながら家路へと急いだ。
途中強烈な閃光と雷鳴が頭上で炸裂したと思ったら付近の電灯の明かりが一瞬で暗闇となった。
「停電だな・・」
帰宅寸前のところで暗闇となった。
玄関に入った
「なみゑ・・・」
「おかえりなさい、今 ランプをお持ちします」
なみゑはランプの灯をともした。
「着替え持ってきましょうか、いま私、風呂に入る支度してたんですけど」
「俺のことはええ、疲れた、酒でも呑んすぐで寝るから、お前入ってこい」
泰三は台所の一升瓶からコップに酒を注ぐとグイグイと飲み干した。
みなゑは備えつけのローソクとマッチを取ると薄暗い勝手口から風呂場に向かった。
それを尻目になみゑが出ていくのを見届けるとすぐさま玄関に出た。
激しい雨音は納屋への足音などかき消して泰三の忍びを安易に許していた。
節穴はわずかローソクの灯りを漏らしていた。
泰三は急いで節穴に目をあてた。
丁度なみゑが襦袢を脱いだばかりであった、若い娘にはない色気を漂よわす肉体を泰三はいやらしい目でジーと見つめた。
時折光る閃光が一瞬なみゑの真っ白な裸体を照らす。
「よ~し、犯るか」
激しい鼓動が泰三を襲った。
納屋を出ると風呂場の木戸を引いた。
ギギイー
戸の隙間から吹き込んだ風がロウソクの炎を消し去った。
みなゑは驚いた様子で戸口に出てきた、一糸まとわぬ裸体が泰三に触れた。
「キャッ・・」
「静かにしろ」
声色を変えた泰三のどすのきいた声が響いた。
背後から抱きかかえると豊満な乳房をまさぐり始めた。
「ああ、いや やめてー」
「こりゃすげえ乳してやがる、じっくり楽しませてもらうぜ」
柔らかな乳房の感触が心地よく手のひらに弾んだ。
泰三の舌がなみゑの脇の下からうなじへと這い上がり耳たぶに熱い吐息を吹きかけた。
乳房をまさぐる片方の手を素早く下腹部へ滑り込ませると巧みな指がまるでタコの足のように蠢きしっとりと濡れ始めた壺を刺激した。
「あぁぁぁ・・・いけません」
抵抗していたなみゑの肉体が徐々に崩れ始めていた。
つづく
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