覗かれた裸体 6_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

覗かれた裸体 6

16-06-26 03:31

 先ほどまでの激しい雷雨もいつの間にか遠ざかり、時折光る稲光だけが浴室の窓から差し込んでいた。
静けさを取り戻した洗い場の狭い暗闇の空間が、獣舅と嫁の情交の喘ぎ声に変わった。
「ぁぁあ・・・・困りますこんな事」
「何が困るんだ、イボ瓜で慰めるよりええじゃろう」
泰三は背後からみなゑの尻を抱え込みながら腰を振っている、いつの間にか街頭の電灯が付き微かな明かりがみなゑの肉体を照らし
さらに泰三の欲望を駆り立てていた。
「みなゑ、ええ体じゃ・・息子もたいそう満足じゃったろう」
「義父さん、もう夫の事は言わないでください、今夜のことは最後にしてください」
みなゑは懇願するように言った。
「そんなこと言ってええのか、身体にきいてみろ」
泰三は腰を激しく突き立てた
「アぁぁぁぁ・・・」
「どうじゃ、どうじゃ・・気持ちよかろう」
豊満な乳房がブルブル震えると強烈な快感がみなゑを襲った。
「ああ いい・・・・・いくいく」
みなゑがそんなはしたない言葉を漏らしたのだった。
「あう・ううう」
泰三は堪えきれない奇声をあげて果てるのだった。

 翌朝、気まずい朝食をとると、まともにみなゑの顔を見ることなく泰三は畑に出かけた。
みなゑは昨夜の情事を振り返りながら泰三が聞いた「自慰を見た」ということに恥じらいとこだわりをもった。
義父はまさか入浴を覗いたのだろうか?
今まで気にもしていなかったがそんな覗き穴があったのか・・・
みなゑは朝食の片づけを済ませると真っ先に風呂場に向かった。
戸を開けると脱衣場の板塀に目をやった。
「これだわ」
節穴がすぐ目に入った、そして何か所の節穴を見つけた。
ここから覗いていたのだろうか・・・裏手は納屋、納屋から覗いていたんだ。
みなゑはその納屋に入った高く積まれた藁の束が乱れていて人が入り込めるほどの通路が出来ている、みなゑはその通路に入り込んだ。
「あっ、ここだわ」
暗がりの板塀の節穴から光が差してすぐわかった。
その節穴から目をやると脱衣場や洗い場が手に取るように見える。
いやだわ、義父はここから私を覗いていたの・・・恥ずかしさが急にこみあげてくるのだった。
まさかあの泰三が・・・。
これからどうしよう、またこの節穴から覗くのかしら・・・
  しかし夕べ、泰三を受け入れてしまった自分は・・・・・みなゑは自問自答するのだった。


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索