送り火は集落の近くを流れる三觜川で行われる、盆の15日は夕方から始まり霊を送りだすしきたりである。
みなゑ帰省した娘達や仙一を連れ立って三觜川に向かった。
三人娘の長女の夏子も今年23である、浴衣姿はすっかり大人びてみなゑに似てグラマラスで艶やかな姿は仙一を驚かせた。
「夏子ちゃん、綺麗になったなぁ そろそろ嫁に行くのかな」
仙一はうらめしそうな顔で声をかけた。
「そうね・・・そろそろ行かないと母さん心配するから、叔父さんはどうなの・・・?」
「俺か、もう無理だろうこの年じゃあ ハハハ」照れ笑いを浮かべた。
「夏子あんたいい人いるの、いたらさっさとお嫁に行って」
みなゑはせかすように言った。
「叔父さん、どう・・・お母さんは? 年もそんなに変わらないし」
「夏子なに言うの仙一さんごめんなさい、夏子なに言いだすかもう・・・」
みなゑは慌てて言葉を遮った。
「冗談ですよフフフ」夏子は照れるみなゑを見て笑った。
先を歩いていた二人の娘も話を聞いていたのかみなゑをからかった。
「母さんまだ若いんだからいい人いたら一緒になってもいいよ、母さん綺麗だし結構もてるんじゃない」
そんな会話は送られる霊には失礼であったが仙一はふと未亡人となったみなゑの事を意識していた。
今までは兄嫁としての存在しかなかっが今は違う、もう兄貴は居ないのである、もし今後他の男が目を付けられたら・・あの容姿であるきっと
近づくはずである。
そう思うと仙一はみなゑに嫉妬する自分があることに気が付いた。
三人の娘は送り火が済むと隣の集落で行われる盆踊り大会に出かけた、仙一とみなゑはすっかり秋めいた風を頬に受けながら家路に向かっていた。
家では泰一が夕飯を待ちわびていた。
「みなゑ今日釣り上げた鮎を塩焼きしてくれんか、酒のさかなにする」
「はい、すぐ支度します、仙一さん少し待っててね」
みなゑは急いで夕食の支度にかかった。
「おやじ、姉さんも忙しいだからあまり無理させるな」
仙一はみなゑを気遣ったのか泰一に言った。
「わかっておる、お前はまだ嫁もらわんのか、ええ加減もらわんといかんぜよ、アソコが起つうちにな」
「なに馬鹿な事言ってるハハハ」
そんな会話を聞いてみなゑは微笑んでいた、やはり親子だここに夫の明がいてくれたらさぞかしにぎやかなことだろうに。
みなゑは急に夫がいない寂しさを感じていた。
夕食は酒が入って三人は明の生前の思い出や戦争中の苦い体験話で盛り上がっていてすっかり時間の経つのを忘れていた。
「みなゑ 布団敷いてくれや俺はもう寝る」
そう言ったが泰三はすっかり酔いつぶれていて立てそうもなかった。
「仙一さん、私 布団を敷きますから義父さんを頼みます」
みなゑは泰一の寝床に入って布団を敷いた。
仙一は泰一を腕で支えながらやっとの思いで寝床に寝させたのだった。
「仙一さんあなたのお布団二階に敷きますから待ってて」
みなゑは二階に上がっていった。
もう10時を回っていたが遠くで盆踊りのレコードの音が聞こえていた。
仙一も飲みかけていた酒を飲み干すと二階に上がっていった。
以前 美知恵が使っていた6畳間、襖を開けるとみなゑが布団のシーツを掛けていた。
浴衣姿のみなゑの後ろ姿、紺に花柄の浴衣から浮かぶ豊満な肉体に仙一の視線が注がれていた。
今誰もいない、泰一は酔いつぶれている・・・。
仙一の心の葛藤が始まっていた。
そんな事は許されないゾという自分と抱きたい、堪らなく抱きたいと思う自分である。
「姉さん・・・」
仙一はそーと背後からみなゑを抱きかかえた。
「仙一さんだめよ・・・」
みなゑの優しい言葉が返ってきた。
「ごめんなさい・・・」
仙一を振り払いながら顔を赤らめて部屋を出て行った。
「あゝ俺はなんした事をしたのだ」心の中で仙一は悔やんだ。
下に降りたみなゑの鼓動も激しく打った、あのまま抱かれていたら・・・仙一の逞しいマラで私は突き上げられたに違いない。
疼く私のアソコはきっと溢れてきたことだろう・・・ぁぁぁぁ 私の肉体が男を欲しがっている でもまだ夫の霊を送り出したばかりなのに・・・。
みなゑはそんなもやもやした気持ちを抑えながら台所の後片付けを済ませて遅い風呂へと勝手場を出たのだった。
暫く湯に浸かっていた時であった、風呂場の脇の道から離れの部屋に向かう足音が聞こえた。
夏子達かしら・・・
その影はふたつ、夏子の後を追うように背の高い男の影が続いていたのだった。
みなゑは入浴を済ませると何気なく薄明りの付く離れの部屋の様子を見に近づいた。
「あれっ・・・」
部屋の中から微かに漏れる聞こえる男と女の声、耳をそば立てると夏子の声である。
暫くすると声がピタリと止まった。
「ああぁ~・・・・恥ずかしいわ電気消して」
「いいんだよお前の裸を見ながらやるのがいいんだ」
「・・・・」
「尺八してくれや」
:::::::
卑猥な言葉がみなゑの耳に入ってくる
何をしているの まだ嫁入り前よ 心で叫んでもどうすることも出来ないが、みなゑはとうとう部屋の様子を障子の少し破れた穴から覗き込んだのである。
「まあ、夏子・・・・」
みなゑが見たモノはなんとあの夏子が浴衣を乱して男のマラを咥えているではないか。
一舜目を背けたがその光景を眺めていいるうちにみなゑの下半身が熱くなるのを感じていたのだった。
凄いわ・・・あの男のモノ
夏子も男も覗かれていることなどわき目もふらず、みなゑも知らない体位で激しい情交を重ねるであった。
コメント