pain 1_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

pain 1

16-07-23 03:31

今から数年前…

俺は子供2人と嫁さんとの4人で、アパート暮らしをしていた。
俺の稼ぎでは大した贅沢なんて出来やしないが、それでもなんとか嫁さんを子育てに専念してもらいながら生活をしていた。

「ほらっ!早くしないと学校遅れるよ!何してんのよーっ!」

毎朝の日課のような子供達とのやりとり。
どこの家庭にでもある風景だと、そう思っていた。
その頃俺は夜中まで仕事していたので、子供達と寝室を分け、俺だけ1人で寝るようにしていた。
それでも、毎朝の光景は寝ていても響いてくる。
同じ時間帯に生活リズムがあれば、そこまで気にする事もなかったのかもしれないが、仕事柄夜中まで働いていると、戦争のような朝の光景が疎ましく思う事があったのは事実だった。


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索