柿小屋
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生まれてから父親の仕事の関係でずっと都会暮らしだった輝(ひかる)が両親のふるさとである都会には近いが街外れの山村に移り住んだのは小学校6年生に上がる年の春だった。幼いころから長期の休みになると来ていたので集落の人たちとも顔見知りで、転居後も地域の子供たちとはすぐに打ち解けた。 小学校6年生の夏休み前、輝は大人への成長が始まった。前の日の学校のプール学習で偶然見てしまった同級生の女子のおっぱいポロリのシーンがなぜか何度も夢の中に出てきた。するとその日の朝起きると輝のブリーフはこれまでにかいだことのない栗の花によく似た異臭とともにっ少し白っぽい液体がおねしょの如くあふれていた。なんとなく性教育の授業で聴いたあれのことかと思い、父親を洗面所に呼んで聞くとやはりそうだった。すると父親が・・・ 夕方、祭りのときにはいている褌に履き替えた。氏神様の<柿小屋>とは柿の木何本に覆われるように建っているからというのは子供に対する教えだったというのはこの日知ることになった。 「輝、今から男モン(ペニスのこと)話す。お前今朝出たのは<男たね>と言って神様から授かった大事なもんだ。女の<おめんこ>にぶち込むと子供のできることもある大事なもんだ。ただな、人間っていうのは人それぞれで<男たね>を金玉で作ることは調整できないんだな。どうしてもすぐに出したくなる。だけどな、せっかく神様からいただいたありがたいものはできるだけ神様にお返しするのが筋だとこの集落では先祖代々伝わっていてそれを出す場所としてこの<柿小屋>があるんだ。いいか、これからこの集落の中にいるときにたねを出したくなったらここへ来るんだぞ。ここの使い方の詳しいことは歳の近いおまえのいとこの健(たけし)が教えてくれる。それでな、今からお前のたねを神様に奉納せにゃならん! それからという日々、だいたい感覚が空いても2~3日間隔で輝は柿小屋に通うことになった。 柿小屋には神事を行う部屋と鎮め部屋というのがあった。ふだん「出しに」行く時は神事の部屋の隅に場所があって、いろんな世代の人と話しながら男だねを奉納していた。鎮め部屋はいずれ連れて行ってくれると健兄ちゃんに言われていたが、その日がついにやってきた。輝が神事の先導を務めた同級生の稔(みのる)も連れられて部屋の中に入るとそこには異様な光景が広がっていた。 後で教えてもらったことだが、ここの集落では交に関してはおおらかにすることにしているそうな。だから、相手との合意があれば同性はもちろん近親も認められており、自分もこの後弟妹やおじおばとも交わることになったが、このことはいずれまた。 |








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