六
良明は、土曜日の朝十時に目がさめた。目が覚めたときには、佳子の事をすっかり忘れていた。
今日、十一時に洛陽銀行の東山支店に勤務している女子銀行員の二十七歳の中野美千代との三週間ぶりのデートの約束をしていることが、真っ先に頭に浮かんだのである。
ベッドから気だるそうに起き上がると、普段の休日の格好に着替えた。
良明は、車のキーを持って、先に玄関を出て、八年乗っているカローラ1500SEのエンジンを掛け、北大路ビブレへ向けて車をスタートさせた。
良明は、薬局へ、行き、『大人用イチジク浣腸』を二箱買って、ブルゾンの右ポケットに忍ばせた。
待ち合わせの五分前になったので、一階の南玄関へ、向かった。
玄関に着くと、まだ、美千代は、来ていなかった。
待ち合わせた時刻に三分ほど遅れて、紙袋を抱えながら美千代が小走りで駈けて来た。
美千代は、シースルーの白のブラウスにベージュのタイトのミニスカートを着ていた。肌色のパンストにブラウンのイブ・サン・ローランのハイヒールパンプスを履いていた。周囲の客達の目引いたのは、美千代は、良明の命令通りブラジャーをしていなかったためである。
「走ってこんでも、ええのに。オッパイが、ぶるんぶるん揺れてたぞ。」と、良明は、美津子に言った。
「遅くなってすいません。やっぱりノーブラは恥ずかしいわ。」と、遅刻したことを謝った。
「何を買ってきたんだ。」と聞くと、
「貴方のポロシャツよ。これなんだけど。」と言って、良明に買ってきたポロシャツを見せた。
「美千代は、俺の好みが分かっているんだなあ。ありがとう。」と美千代に言うと、
「良かった。貴方、地味な服が好きだから、随分さがしたのよ。」と喜んだ。
「さてと、ブランチを食う前に先にこいつでお腹の中の物を出して来い。」と言って、『イチジク浣腸』の箱を一つ美千代に手渡した。
「二本も使うのですか。むごいご主人様、承知致しました。」と言って、女性用のトレイに向かった。
美千代は、十五分ほどしてトレイから出てきて、
「お腹は、すっきりしたんですが、途中、ガスが出るときすごい音がして、隣のトイレに入っていたおばさんが、『なんていう音を立てるのかしら、節操がない人ね。』って言われて、赤面しましたわ。」
「気にせず、ぶりぶりいわしたったらええやん。」
「また、そんなこと言って、いじめるんですか。」
「取り敢えず、朝飯を食おう。」
「ええ。」
二人は、レストラン街へ行き、ランチを食べることにした。
二人は、ありきたりのランチを食べたのだが、美千代の表情は、幸せそうであった。
食事を済ませ、少しの時間、二人で、店内を見て回った。美千代が、足を止めた店があり、良明は、美千代が、秋物のカジュアルなワンピースを見つめているので、
「買ってやろうか。」と美千代に言うと、
美千代は、
「高いし、ご主人様に買っていただくなんて、恐れ多いですわ。」と言った。
良明は、三週間デートの誘いをひきのばした罪滅ぼしのつもりがあったが、強くは、勧めなかった。
「美千代申し訳ない。今日、急に学生時代のダチに会うことになって、三時ごろから出掛けるんだ。飯はそいつと食うから、先に食べていてくれ。できるだけ早く切り上げて帰るから俺の部屋で待っていてくれないか。部屋の中はちらけっぱなしで洗濯物もたまっているけどね。」
「今日、久しぶりに、夕食も御一緒できると思って楽しみにしていたんですよ。」と美千代に言われ、良明は、心の中で美千代に詫びた。物のワンピースを強引に買ってやれば良かったとも思った。
その後、二三の店を見て、北大路ビブレを後にした。
美千代は、車の中で、パンストを脱いでミニスカートを腰まで上げる様に命令され良明の支持に従った。美千代のマン毛は、ハイレグのパンティを履いてもはみ出さないように縦に細く整えられていた。
美千代は、下半身を脱がされて触られることを期待したが、良明は、家に着くまで指一本触れることはなかった。
七
二人は、二時ごろ良明の家に着いた。
良明の家は、京都の郊外にあり、土地が、二十坪ぐらいで家の前に駐車スペースが取ってある小さな二階建ての家である。一階の間取りは、玄関、六畳の和室、四畳半の台所と食堂、浴室とトイレで、二階は、六畳の洋室と六畳の和室がある。新婚さん向きの家である。
玄関に入ると、良明は、スカートをめくり上げて美千代のおそそに手をいれた。美千代の膣口周辺は、濡れ濡れになっていた。
美千代は、
「いきなり触られると、あーんっ。感じるやないですか。」
「毛むらがない方が、可愛いのになあ。」と良明が言った。
良明の家に上がると、美千代は、着ている物を全て脱いで、キッチンの引き出しの中に入れてある自分用のエプロンを着けて、コーヒーを沸かし始めた。
「ご主人様、何時ごろお出かけになられるんですか。」
「もう少し、したら、出かけるよ。」と美千代に言った。
「帰ってから、飲みなおされますか。」
「ああ、やっぱりお前と飲むのが、一番落ち着くからなあ。」
「そうしたら、肴を少しだけ用意しておきます。」
「ほんまにできるだけ早く帰るから、悪いけど、待っていてくれるか。」
良明は、二時二十五分ごろ家を出た。
美千代は、掃除から始めることにした。
いつも、一階の和室は、使用していない様子で、整然としていた。寝室に使っている二階の洋室はダブルベッドが置いてあり、ここ数週間着ていたと思われるパジャマやワイシャツが足元に山のように散在していた。二階の和室は、いつもどおり、本や雑誌で散らかしっぱなしであった。
美千代は、二階の洋室から掃除を始めることにした。
山のようになっているワイシャツや下着の中から、誰のものか分からない黒のブラジャー、Gストリングスのパンティとデザイン柄付のパンストが落ちているのを見つけた。手にとって見ると、高級な刺繍がふんだんに使かわれており、ほのかに『ゲランの夜間飛行』の香りがした。
美千代は、別の女が、二週間ほど前に来ていたのだと思った。
良明と関係ができたのは、五年前からである。美千代自身も最初に抱かれた時には着てきた下着を取り上げられた事を思い出した。他にも女がいるとは、知ってはいるが、この家の中で女物の下着を見つけたのは初めてであり、落ち着きを取り戻すのに少し時間を要した。
美千代は、衣類の整理を終えると、隣の和室の押入れから、電気掃除機を持って着て、掃除機をかけた後、クロゼットから新しいシーツを出してベッドメイクをし直した。先ほど見つけた女物の下着類を良明の枕下にたたんで置いておいた。
次に和室に取り掛かった。和室は、本類の整理をして掃除機をかけた。
台所と浴室の掃除を終えると、全自動の洗濯機で洗濯を始めた。
美千代は、洗濯が終わるのを待つ間、食卓に腰をかけていたが、一息つこうと、冷蔵庫を開けて、ポカリスエットのボトルを取り出そうとしたところ、飲み残しの『桃の天然水』のボトルを見つけた。製造日を確認すると、三週間ぐらい前の日付になっていた。
美千代は、ポカリスエットを飲みながら、思いをめぐらした。浴室を掃除した時には、気になるような物は、見つからなかった。『ゲランの夜間飛行』を使っている女を想像した。今晩、帰ってきた良明にさりげなく問い詰めてみようかとも思った。
八
良明のブルゾンのポケットの中には、『使い捨てカメラ』と『イチジク浣腸』があった。急ぐことはないので、市バスで、堀川一条まで行った。
佳子のマンションの部屋には、三時前に着いた。
部屋に入り、バスルームのライトをつけると、佳子は、縛られたまま、寝ていた。ただ、糞尿の匂いが、バスルーム中充満していて鼻をつくような臭さであった。
良明は、
「おい、起きろ。」と言って、起こすと同時に、使い捨てカメラで、上から、うんこをたれた状態の佳子を撮った。
目が覚めた佳子は、鼻で、「ふん、ふん。」とうなった。
「うんこまで、たれやがって、恥ずかしい女だ。」と言って、いびった。
良明は、佳子の身体を縛っていたパンストを解き、膝を縛っていたベルトを解いた。両手を縛っていたスカーフも解いてやった。しかし、佳子は、すぐに立ち上がることが出来なかった。
「佳子、うんこをこの洗い桶に入れろ。」と言って、洗い桶を差し出した。
すると、佳子は、のろのろと、自分が出した大便を手づかみで持ち上げ、洗い桶の中に入れた。
良明は、トイレに行って、トイレット・ペーパーを大量に引き出し、バスルームへ、持ってきた。
「これで、バスタブを拭け。」と言って、大量のトイレット・ペーパーを佳子に渡した。
佳子は、渡されたトイレット・ペーパーを少しずつちぎって、大便の後を掃除し、自分の手に付いた大便もふき取った。
「汚れたトイレット・ペーパーをここに入れろ。」と洗い桶を差し出して、指示した。
佳子は、良明の指示に従った。洗い桶が、トイレット・ペーパーの山になった。
良明は、洗い桶をトイレに持って行き、裸になると、バスルームに戻り、放心状態でバスタブに座ったままでいた佳子の猿轡にしていた網タイツとパンティを外し、シャワーのコックをひねり、佳子に冷水を思い切り浴びせた。
佳子は、突然、冷水を浴びせられ、
「ひやーっ。止めてー。」と叫んで、両足をばたばたさせた。
良明は、シャワーを止め、
「じゃかましい。」と大声で、佳子に怒鳴ると、佳子は、静かになった。
「さー、身体を洗え。」と言って、石鹸を渡し、シャンプーをぶっ掛けてやった。
佳子は、石鹸を手にとると、陰部を中心に身体中を両手で洗い、髪の毛も、シャンプーするのであった。大便を出した場所も綺麗に洗った。
良明は、洗い終わったと見るや、今度は、温水にして勢いよく、佳子に浴びせた。佳子は、頭から、シャンプーと石鹸を落としていった。
佳子が、洗い終わると、良明は、タオルハンガーにあったバスタオルを渡してやった。佳子は、ようやく立ち上がり、バスタオルで全身を拭き終わる、良明に
「ありがとうございます。」と礼を言った。
「まだ、終わっていない。ベッドに行け。」と言って、ベッドに連れてきて、
「向こう向きに犬這いになれ。」と言って、犬這いにさせると、いきなり、イチジク浣腸を二個注入し、二個目を肛門にさしたまま、使い捨てカメラで、フラッシュを焚いて、二枚ほど撮り、顔が入るように無理やり、こっちを向かせ、今度は、顔が写った状態で、二枚撮った。撮影を終わると、空のイチジク浣腸を抜き取った。佳子の秘口を見ると、愛液をあふれさせていた。
「佳子は、浣腸が、好きなんだなあ。愛液を垂れ流しているぞ。この淫乱メス犬め。ベッドから、降りろ。」と言うと、佳子は、完全に主体性を失い、被虐の快感も手伝って、ベッドから降りると、泣き出した。
ただ、すぐに泣いて居られなくなった。
「お、お願いです。ト、トイレに生かせて下さい。」と言い出した。良明は、トイレから、さっきの洗い桶を、持ってきて、
「まだ早い、もう少し辛抱しろ。」と言うと、鳥肌を全身に立てながら二分ほど、我慢していたが、
「あー、で、でるー。もう、も、漏れる。」というので、
「股を大きく開け。」と言って、佳子が股を開いたところへ、肛門目掛けて、洗い桶を押し付けた。
排便には、ぎりぎり間に合った。
佳子は、「あっーん。」と言って、先に、黄色いグリセリン液を肛門から、吹き上げ、続いて、残っていた硬い大便を出した。
良明の方を向かせ、洗い桶を跨がせると、その姿を使い捨てカメラでフラッシュを焚いて、二枚ほど撮った。
その後、しばらく、佳子は、「うぐー。」と唸り続け、最後に小腸に有ったどろどろの便を搾り出した。
良明は、
「お前のうんこは、臭せーなあー。」と佳子に言ってやったら、
「あーん、言わないでください。」と言って佳子は、泣き出した。
良明は、近くにあったティッシュ・ボックスから、ティッシュを五枚ほど抜いて、肛門周辺を拭いてやり、
「世話の焼ける淫乱メス犬だなあ。」と良明が、言うと、
「ごめんなさい。ありがとうございます。」と佳子は、しおらしいことを言った。
「さあ、お前が、出した汚ねえうんこを捨てて来い。その後、バスルームに行け。」と言って、佳子に差し出した。
すると、佳子は、素直に指示に従い、トイレに言って、大便と汚れたペーパー類を便器に捨て、洗い桶を持って、バスルームへ行った。
良明が、
「さあ、まず、洗い桶を洗え。」と言うと、
佳子は、洗い桶に何度もシャンプーを入れて、洗浄して、綺麗に洗った。
良明は、
「佳子、剃刀でマン毛を全部綺麗にそり落とせ。少しでも、残っていたら、何度でも剃り直し、させるからなあ」と命令した。
佳子は、湯船の中で、良明の指示に素直に従い、シャワーを出し、石鹸をつけて、陰毛を肛門周辺まで、丁寧にそり落としてしまった。佳子は、剃り終えて、シャワーで、石鹸を流しながら、剃り残しがないかを確かめるのであった。
良明は、飾りの無くなった佳子の秘裂を見て、分身を勃起させた。
「身体を拭け。」と言って、バスタオルを渡した。
佳子が、下半身を拭き終えると、二人は、バスルームから出ると奥の部屋へ行った。
良明は、陰部の飾り毛のない佳子の全身を使い捨てカメラで、フラッシュを焚いて、二枚ほど撮り、今度は、ベッドに座らせ、股をM字型に開くよう指示して、三枚続けて、撮った。
撮り終えて、良明は、佳子に
「佳子は、良明様の奴隷になりますと誓え。」と言った。
女としての羞恥心を刺激され、主体性を失った佳子は、素直だった。
「佳子は、良明様の奴隷になります。」と言った。
佳子は、この上ない性的陶酔感を得て、隷属する事の屈辱を味わったのであった。
良明は、
「さあ、飯を食いに出掛けようか。エッチな格好をしてなあ。」と佳子に言った。
「どうしたら、いいんですか。」
「ミニスカートに、シースルーのブラウスとか、男心を擽るような格好をしろ。」と良明は、言って、服を着だした。
佳子は、クロゼットへ行き、ミニスカートを選び出して、服を着終わり、ソファに座っている良明に見せた。中途半端な短さであったので、一番短いピンク色の物を履くように言った。佳子は、すぐに身に付けたが、膝上、五センチぐらいであった。良明は、とりあえずは、これでよいと思い、
「次は、ブラウスだ。」と言った。
佳子はブランケットから、ブラウスを全てだして、良明に見せた。ほとんど、透けるものは、無かったので、
「タンクトップは無いのか。」と言うと、佳子は、持っているものを全てだした。
白の無地で身体にぴったりの物を指示した。
佳子が着てみると、乳首が、尖り出て、Bカップの乳房の形が、浮き出てきたので、良明は、とりあえずは、これでよいと思った。
良明は、続けて
「どぎつめに化粧をしろ。それから、真っ赤なマニキュアとペディキュアをしろ。」と言った。
佳子は、すぐさま、化粧に取り掛かった。良明は、化粧し終わるまでタバコを吸って待った。
佳子は、
「これで、いいですか。」と言って、良明にメイクした顔を見せた。
「まだまだだが、今のところは、それで、許してやろう。お前、色っぽいサンダルを持ってるか。」
佳子は、靴箱へ行って、サンダルを出してきたが、一万円代のありきたりのデザインの物ばかりだった。良明は、ストラップが、細めの黒のエナメル・ハイヒールサンダルを選んでやった。
「さあ、出掛けようか。」と良明は、佳子に言った。
「ブラジャーも、パンティもなしでですか。」と佳子が言った。
「付けてもいいよ。」と良明が、言うと、佳子は、白色の上下揃いのブラとパンティを着け、黒の柄入りパンストを履いた。佳子は、佳子なりに、良明の望みに応えたつもりだった。
また、佳子は、白のイブ・サン・ローランのハンドバッグに出掛けるときの物を入れた。
オメガのシーマスターモデルを嵌めるのを忘れなかった。
-つづく-
コメント