奈津子1_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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奈津子1

17-02-26 09:46

土曜日の朝、奈津子は9時過ぎに目を醒ました。まどろみの中で昨夜の通勤電車での出来事を思い出していた。
満員の女性専用車両で吊革につかまり、週末の疲れのせいかぼんやりと車内広告を眺めていた。お尻に触れるものを感じていたが、満員で、しかも女性しかいない車両なので気にしていなかった。
最初、触れているのは手の甲と感じていたが、そのうち手のひらに変わったようだった。しかも、明らかにお尻に沿うようにぴったりと添えられている。しばらくすると、その手が動き始めた。ゆっくりと撫でてくる。「ああ、また?」。昨夜が初めてではなかった。1ヶ月ほど前から、奈津子は女性の痴漢にあっていた。
相手は50歳くらいの女性で、同じく仕事帰りのようである。お尻だけではなく、前まで触られたことがあった。また、奈津子の正面に立ち、胸を触れられたこともあった。拒否できずにいる奈津子をいいことに、スカートの中にまで手が侵入したこともあった。
女性は「次の駅で降りない?」と誘ってきたが、奈津子は首を横に振り断ってきた。しかし、昨夜とうとう誘われるままに電車を降りてしまった。
昨夜は駅前のコーヒーショップでおしゃべりしただけであったが、電話番号とメールアドレスを交換してしまった。別れ際、暗いところで引き寄せられ唇を奪われた時、ああ、この人の彼女になってしまうのかなと感じていた。
奈津子はどこかか女性に好かれるところがあるのだろうか。別の中年女性とも付き合っている。55歳の裕福な主婦の彼女にもなっている。この女性とはデパートで知り合った。下着を見ていた時に声を掛けられ、遠慮する奈津子をよそに、上下のセットを5つも買ってくれた。遅い昼食をともにした後、自宅に誘われた。
紅茶をご馳走になり、帰ろうとすると、「せっかくだから、着て見せて」と言われた。「そんな、恥ずかしいです」と答えたが、「女同士だから大丈夫」と押し切られた。
「お部屋、お借りできますか?」と聞くと、「ここで、見せて」と、近付いてきた。
奈津子は彼女にされるままになっていた。ブラとショーツだけになった時には、しゃがみかけたが彼女に支えられ、残る下着も取られ全裸になってしまった。
「きれいよ、さあ、これから」とつぶやき、一枚のショーツを持ってきた。それはデパートで買ったものではなかった。布地が極端に少ないT-バックだった。
「はい、脚を上げて」と子供に下着を着けさせるような感じだった。ブラも着けられ、少し離れたところから奈津子を眺め、「かわいいわよ」と満足げに微笑み、近付いてきて唇を重ねてきた。もうこの頃には、奈津子の身体からは力が失われていた。
ベットでは全身を愛された。ときどき唇を重ねながら、下着を取っていき、全裸の奈津子の隅々までキスをしてくれた。
両足を広げたまま持ち上げられ、「きれいよ」と呟き、激しく吸われた時、奈津子は一度目の絶頂を迎えた。
彼女の腕の中で呼吸が整ってくると、今度はうつ伏せにされ、お尻を責められた。脚を拡げられ、お尻の割れ目に舌を這わされた。お尻の穴をたっぷり舐められた後、指先が侵入してきた。「そんなところ、汚いです」と抵抗したが、容赦なく指は奥まで進み、出し入れが開始された。やがて、奈津子の口から甘えたような鳴き声が漏れ出した。お尻への愛撫は続き、奈津子は二度目の絶頂を迎えた。
「お尻も気持ちいいでしょ?」と微笑まれ、奈津子は顔を赤らめながら頷いた。
「でも、便秘のようね」と言われた時、「いじわる~」と彼女に抱きついた。
「今度、お薬を用意しておくわ」と言われたが、奈津子は意味を聞かず、彼女の家を後にした。


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