狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

17-02-26 09:46

湯から上がって浴衣姿で室内に戻ったら、座卓の上に料理がずらりと並んでいる。鰆、山菜てんぷら、筍、汁物などどれも美味そうで、早速食べる事にした。「新婚みたいですね」「ははは」普段はハーレムの一員として中々対等には食事をさせてもらえないので、こうして主人と二人切り差し向かいで食べられるのは何よりなんだろう。そればかりか、ここの女将を性奴隷にしようという大それた企みを持っていて気分が高揚しているせいか、いつも以上に溌剌としているようでもある。昭代の体からはまだ湯気が立ち上っているみたいで顔には赤みが差し、一段と色っぽくなっている。僕より二回りも年が上なのに、これまでに僕と他の女たちとの体の絡みで若々しいエロスが漲っていて女の盛りさえ感じさせる。「ご主人様、!
付けします」「ああ」茶碗に飯を盛る仕草もどこか色っぽい。その、ぺニパンで同性を犯しまくる姿とのあまりのギャップは愉快でさえある。                                                  食事が終わり、座卓の上が元通りになってしばらくテレビを見ていた後、僕は旅行鞄から奴隷たちの卑猥な写真が多く貼られたアルバムを座卓の上に開き、昭代がベッドの近くで黒いパンティ一枚の姿になって携帯電話で麻理を直接呼び出した。麻理はいつも通り忙しい中、懇意にしている昭代から客室へ来て欲しいと言われ、少し経ってからやって来た。「入って」という昭代の声で、「失礼します」と麻理は襖を開けたが、昭代が裸姿で僕に抱かれている光景を見てすぐに目!
を逸らした。「遠慮しないで入ってよ」「で!
、それは・・・・・」「僕たちは構わないからどうぞ。時間はいいでしょう?」「ええ。あの、何か・・・・・?」麻理は尚も目を逸らしたまま訊く。「大事な話だからこっちへ来て」昭代の頼みに、麻理は困惑を隠せない。「麻理さん」昭代の諭すような強めの口調と視線で麻理は僕たちを一瞥してから襖を閉め、浮かぬ顔で近くまで来て正座をした。そして、「何でしょう?」とあらぬ方に目をやりながら苦笑を浮べて改めて尋ねた。「私たちの関係をどう思う?」「どうって・・・・・・」「恋人同士だと思う?」「それは・・・」あからさまに苦笑した。「やっぱり変だと思ってるのね」「いえ別に・・・」すると昭代は僕の前で正座をし、「この方は私のご主人様なの」と言って恭しく頭を下げた。それを見て麻理は唖然!
とした。「私だけじゃない。いろんな人のご主人様なのよ」「・・・・・」声も無い麻理を昭代は意味有り気な表情で見て、座卓の上のアルバムを麻理に差し出した。思わず卑猥写真に目をやった麻理はすぐに顔を背けたが、相当のショックの様で顔が強張っている。無理も無い。そこには、凌辱や緊縛などの場面が迫力を持って生々しく捉えられているからだ。麻理は居たたまれなくなって部屋から出て行こうとしたが、「待って!私に恥をかかせる気!?」と凄まれて足が動かなくなり、その麻理を昭代は脚を崩して睨み付けながら、「この旅館にどれだけ寄付したか知ってるよね?」と脅すのだった。その時の昭代の凄味は僕でさえ圧倒される程だった。麻理は弱味に付け込まれて強く出られず、「ご主人様にご挨拶しな」と!
われるとおとなしく僕の前で正座をし、ちょっと迷!
った後、「ようこそおいで下さいました・・・」と丁寧にお辞儀をした。「何を言っとるの!」昭代は馬鹿々々しいとばかりに声を荒げ、「今日からあんたのご主人様でょ」と教え諭した。麻理は顔を引き攣らせた。


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