狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

17-02-26 09:46

桜が満開の季節。花と闇、花に紛れた背徳が僕と昭代によって実行された。男の僕一人では不可能な事も、狡猾な同性の巧みな話術で麻理は戸惑いながらも性奴隷に落ちて行った。あの和服の美女も所詮は女。着物で装っていても生身は常に性欲を秘めているのだった。                                               車でその旅館に着き、女将や従業員たちから出迎えを受けた時はまだ明るく、女将と昭代はしばらく屈託の無い話を交わした。麻理は僕を昭代の愛人と思っているかもしれないが、客の一人としか見ていないのは明らかで、ほとんど営業上の愛想に終始していた。経験をより積んで来ているせいか、以前よりも貫禄が付いている印象で、それに知的な美貌と色!
が加わっていてたまらない魅力だ。この女を飼育出来れば・・・いつしかペニスが疼いていた。やがて客室に通された。畳敷きで格調が高く、仕切りを隔てて大きなダブルベッドが在り、ベランダには、掛け流し湯の四角い露天風呂も備わっている。ここまで気配りされているのに僕と昭代はその女将を性地獄に引き摺り込もうとしている・・・・・。「失敗は許されませんよ」窓辺に立って、川沿いの桜並木を眺めている僕に昭代が寄り添って言った。「わかっとる」和やかな春景色も、麻理の件で心穏やかに眺めていられなかった。                                                     日が暮れて一緒に風呂に入った。昭代は久し振りに僕を独り占め出来て嬉しい!
のか、湯の中で僕を抱いたまま放さずにいた!
豊満な柔肌は何度味わっても気持ちが良い。「今でも俺の子供が欲しいのか?」「はい」「智子も芳美ももうすぐ出産するからな」「・・・・・」僕と出会うまでは仕事や同性愛で結婚への願望が無いままで来て今更という感じだが、それだけ男を愛せずに来た女の寂しさか。「こんないい体をしていて子供を産めないなんて勿体無いな」「ああ・・・」「お前にも種付けしてやりたい」「お願いします・・・」僕に財産や収入を奪われていながら服従しているのは残念な反面、それが愉快でもある自虐感、狂った気持ちがこの女にも巣食っている。                                                                                  !
        


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