狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

17-02-26 09:46

都合が良い事に弓枝の不幸は従姉の真理子に伝わらなかったが、真理子はちょうど大学受験に当たる頃で、彼女と会った時はもう桜の蕾が膨らんでいた。高校の卒業式を終え、市内の志望大学にも合格して一番楽しい時期だった事もあって真理子は幸福と希望に満ちていた。それが佐智には妬ましいらしく、初めこそ従妹の性奴隷化に乗り気でなかったのに、会って話す内に不愉快になって来て僕に手を貸すのを厭わなくなっていた。もう高校生ではない真理子は鴨田に譲る条件を満たしておらず、僕は会う前から彼女を自分のハーレムに加える対象として見ていた。容姿は申し分無く、佐智の洋風に対してやや和風な感じの美貌で、丸味が在る。ファッションビル内のブティックで従姉妹同士話しているのをやや離れた所から眺め!
いると、外見上似合いの二人という印象だ。真理子は、僕が従姉の恋人だと紹介されているからあまり係わらないようにしているが、その態度から僕を憎からず思っているのは間違い無く、店内で手を握っても振り払おうとしない。


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