牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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17-03-05 10:44
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デリを呼ぼうと、サイトを検索。 すると、ストライクど真ん中の子を発見した。 スレンダーで色白で黒髪の清楚系。 しかしコメントには、かなりエロいと書いてある。
速攻電話して予約を取り付け、ラブホに移動。 やがて来た子は、実物の方がはるかに可愛かった。
お店に電話する彼女をマジマジと見る。 料金を支払い、財布をしまった所で、いきなり抱きつかれてキス。 ベルトを外され、ジーンズを脱がされ、ポロシャツも。 パンツ一枚になった所で、「あたしも脱がして」って言われて・・・ お互い全裸になり、そのまま風呂へ。
湯船では、すっと彼女が俺の上に乗り、キスしっぱなし。 ベッドに移動しても、彼女のエロエロモードは全開で体中を舐めまわされ、俺は「アンアン」言ってしまう始末。
そして発射。 にも関わらず、彼女は口を離そうとはせず、尚も舐め続け、俺は生まれて初めて、三連射を経験してしまった。
すっかり彼女が気に入った俺は、少ない小遣いにも関わらず、月に1回彼女を呼ぶようになった。
彼女の事は、源氏名からとって「しーちゃん」と呼んでいた。 そして、しーちゃんを呼ぶようになってから4回目の時。 相変わらず「アンアン」言ってる俺の耳元で、しーちゃんが囁いた。
「しよっか」
しーちゃん自ら生で挿入し、自分の中に出させた。 「生理順でピル飲んでるから、安心して出していいよ」 その日は口内ではなく、胎内に2度も放出した。
翌月も俺は、しーちゃんを呼んだ。 「会いたかったんだ~」 部屋に入るなり、俺に抱きつきキスをするしーちゃん。 店に電話する時も、俺の体の上から。 電話を切っても、お金も受け取らずにキスをしまくる。
俺もしーちゃんのブラウスとブラを脱がし、胸を触りまくり。 目がうつろになってきたしーちゃんをベッドに移し、全裸にする。 俺も全裸になり、しーちゃんに覆い被さる。 すかさず抱きついてきたしーちゃんから、「して・・・」と言われて、そのまま挿入。 二人ほぼ大事に逝き、やっと体が離れた。
「まだお金払ってないよ」
俺が言うと、「そうだったね~」と笑うしーちゃん。 いつもの金額を支払うと、1万円札を一枚返して、「今月・・・もう一回呼んでくれないかな・・・」
「成績があるのかな?」と思い、でも口にはせず、1万円札を受け取った俺。 また呼ぶ事を約束し、もう一度合体して別れた。
そして2週間後・・・ 約束通りしーちゃんを呼ぶと、2週間前と同様に、いきなり抱きついてきた。 そして2週間前と同じく、激しくキスしてセックスして・・・ 「2週間も・・・待てないよ・・・」 セックスが済み、しーちゃんを腕枕してる時に、そう言われた。
「うん・・でも、俺・・・金ないし・・・」 「だよね・・・」
しーちゃんは俯いた。 そしてしばしの沈黙。
「ねぇ・・・」 沈黙を破ったのはしーちゃん。 「携帯、貸して!」 「えっ?」 「私の携帯、入れとくから。」 「えっ?」
また、しばしの沈黙の後、しーちゃんが口を開いた。
「好きに・・・なっちゃった・・・」
それでも尚、営業だと思ってた俺。 だが誘惑に勝てずに、教えられたしーちゃんの携帯に電話。
「やっと電話くれたんだ~」と、しーちゃんの嬉しそうな声。 「明日お店休みだから、明日会わない?」と、俺が何も言わぬウチに話し始める。 そして、翌日に会う約束をして、俺は電話を切った。
プライベートでも営業でも、しーちゃんはしーちゃんのままだった。 営業時と同じ、清楚系のしーちゃんが現れた。
「あたしは・・・○○愛子と言います。しーちゃんはナシね!」 「俺は○○です」
最初に本名を名乗りあう、変なデートが開始。 助手席に愛ちゃんを乗せ、まずは食事へ。 行くのは、愛ちゃんの希望で焼肉。
そして、食事が済んでホテルへ。 部屋に向うエレベーターの中、愛ちゃんが体を寄せて来た。 俺も抱き寄せ、キスをする。
「電話・・・嬉しかったよ・・・」 俺は尚も、きつく抱きしめた。
ベッドでの愛ちゃんは、しーちゃんではなく愛ちゃんだった。 「本当はキライなんだ・・・」と、営業時にやる素股やアナル舐めなどなし。 挿入しても騎乗位はナシで、ずっと俺の体の下に。 俺が逝っても、すぐに咥える事もなかった。 そして俺も、何回もヤル必要はなかった。
「好きだよ・・・」 俺に腕枕されながら、体を寄せる愛ちゃん。
「ごめんね・・・奥さん・・・いるんでしょ?」と尋ねて来た。 「ああ・・・」俺は短く答えた。 「ごめんね・・・でも・・・好きになっちゃったんだ・・・」
愛ちゃんは涙を流し始めた。 その頭を撫でるしかない俺。 しばし泣いた後、「不倫だね」と、愛ちゃんは寂しそうに笑った。 俺は愛ちゃんを抱きしめ、キスをした。
「遊びでいいから・・・また会ってほしい・・・」 愛ちゃんはそう言うと、俺にきつく抱きついて来た。 クリスマス間近の、ある夜の事だった。
年が明けてすぐ、俺はまた愛ちゃんに電話した。 「おめでとー」愛ちゃんの明るい返事にほっとする俺。 「また会ってくれるの?」
愛ちゃんの問いに、「客としてがいい?それともプライベートで?」と聞き返す。
「出来たらね・・・休みの日か何かに、一日中一緒にいてほしい・・・」 「いいよ・・・じゃ、今度の・・・」 日付と待ち合わせ場所を決め、俺は電話を切った。 俺の心も愛ちゃんに、奪われつつあると感じていた。
すごく寒い日に、俺と愛ちゃんは遊園地にいた。 北風が冷たかったけど、繋いだ手は暖かかった。 愛ちゃんが作ってくれたお弁当も、すっかり冷たくなってしまったが、心は温かかった。 閉園時間までたっぷり遊び、門を出た所で、「まだ・・・一緒にいて・・・」と愛ちゃんが。
俺は愛ちゃんの肩を抱き、車へと向った。 そしてホテルへ・・・ たっぷりと愛しあった後、後ろ髪引かれる思いで別れた。 愛ちゃんはいつまでも、俺の車を見送っていた。
愛が風俗で働く理由を聞いた。 地元を出たが、就職した職場が合わずに退職。 再就職先が見つからず、実家に戻ろうと思ったが、酒癖が悪く、暴力的な父の元には戻りたくない。 そんな時にスカウトされ、何気なく風俗に入ってしまった。 テクは、高校時代のバイト先の店長と不倫関係に陥り、その時に。
清楚なルックスとサービスとのギャップで人気が出て、また、少しだけ我慢すれば大金が手に入り、辞めるきっかけがないと。 彼女の言葉を鵜呑みにすれば、そんなところだ。
その後些細な事で、妻にイライラする事が増えた。 そして愛ちゃんの事が、益々大きくなっていくのが分かる。 すごく危険な兆候。 妻がいる家に帰るより、愛ちゃんと会う事を選んでしまう俺。
バレンタインも誕生日も、愛ちゃんと過す。 妻には一度も買ってやった事のない服も、ホワイトdayに愛ちゃんに買う。 そしてついに、来るべき時が来た。
「できちゃったみたい・・・」 腕枕の愛ちゃんが、そう呟く。
「本当に?マジで?やったーっ!」 妻との間に子はなく、それが初めての俺の子。
「えっ?」と不思議そうな愛ちゃんの顔。 「『俺の子か?』とか聞かないの?」 「だって俺の子だろ?」 「あたし・・・風俗で働いてるんだよ。他のお客さんの子供かもしれないし・・・」 「ん?そんなに客としてんの?」 「生じゃしないよ!でも・・・1、2人は・・・ゴムつけてだけど・・・」 「ふ~ん・・・じゃ、俺の子じゃん?」
そう、俺は愛ちゃんとセックスする時、一度も避妊をした事がない。
「確率的には高いし・・・あたしも多分そうだと思うけど・・・でも、生んでもいいの?」 「いいよ」 「で、でも・・・奥さんは?」
しばし沈黙した後、「別れるよ」と答えた俺。 声には出さなかったが、愛ちゃんの口が「えっ?」と動いた。
「そ、そんなの・・・奥さんに悪い・・・」俯く愛ちゃん。 「俺が愛ちゃんの旦那じゃ嫌?」 「い、嫌じゃないけど・・・でも・・・あたし・・・」 「風俗で働いてるのは、気になるから辞めてね。過去の事は・・・お互い様でしょ?」 黙って聞く愛ちゃん。
「君のね・・・大切な物や・・・今の君は勿論、これからの君も、過去の君も・・・全部ひっくるめて受け入れるから、安心していいよ。」 「う、嬉しい・・・」 愛ちゃんは俺に抱きつき、声を上げて泣いた。 「ありがとう」と、何度も繰り返しながら泣いた。
前妻とは社内恋愛で結婚した為、知る者も多く、また、彼女の友人も残っている。 職を変えるのが妥当と思い、離婚と同時に退職した。
再就職先にも慣れ、また、ネットから「しーちゃん」が消えて随分と経ったある日の事。 2tトラックを借り、愛の家財道具を二人の新居に運び出す。 スレンダーだった愛も、お腹がかなり大きくなってきた。 やがて俺も1児の父。
「浮気はしてもいいから、他の女と子供は作らないで・・・」 愛からお願いされた事は、必ず守るつもり。
「でも、出来るだけ浮気はやめて・・・」 「したくなったら、いつでも私が抜いてあげるから!何回でもね!」
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