狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

ホームページ 戻る 

狂女

17-03-09 02:37

ただ、亜美、弓枝、真理子、麻理、友恵・美沙母娘と、それぞれ状況は違っていても言わば中途半端な状態で来てしまっており、これらに片を付けなくては気が済まなかった。亜美については執着こそ無いものの、京子が時々妹と電話をしていて僕を巡って言い争いをしたり宥めたりしており、それによれば亜美はどうも、女にだらしが無い僕を嫌いながらも忘れられない様だ。そして京子の方は妹が僕に抱かれる事に内心では嫉妬しつつ愛人の一人にさせようとしていた。もっとも、その為に京子が僕を褒めまくると亜美は却って姉に対抗心を露わにして喧嘩になる。まあ、女としてあまり魅力が無いから駄目なら駄目で早い内に決着を付けたいものだ。                                  !
弓枝に対してはその心まで掴めていないという意味で、体の方はあれからも楽しませてもらった。生来男嫌いなのだろう、肉棒を入れられていてもほとんど悦ばず、嫌そうに顔を顰めているのが何とも憎らしい。と言って、折檻すれば心が離れるばかりなので酷くも扱えず、結局心が打ち解けるのを気長に待つばかりとなった。世間にはこういうタイプの女もいる訳で、少なくとも弓枝の人生も握っていられるのは満足だ。その点、真理子の場合は弓枝とは逆で僕に会いたがっている。まだ佐智の恋人としか思っておらず、事実を知ったらショックだろうが、その時にはもう僕への恋心で後戻り出来なくなっている筈だ。


コメント
お名前:
気持ち:

コード:

お知らせ

なし

小説を検索