無言の狭い密閉空間の中、すぐ前に居るその母娘らしい二人連れを見ながら、こいつらは文枝と怜かもしれないと思い、願っても無い絶好の機会にほくそ笑んだ。怜は勿論、文枝の方も予想以上に顔立ちが良く、母娘共々手に入れたいと思った。 一階まで降りて外に出ると、その女は、「ねえ、あれからどうしてたの?」と尚も芳美に尋ねて来たので僕は、「あのう、文枝さんですか?」と逆に訊いた。「そうだけど、あなたは?」「僕、母がこちらと知り合いなので」「・・・」咄嗟に出た妙な言い訳に文枝は怪訝な表情をしたが、妹から、「ずっと幸せにやってるわよ」と言われ、「ここじゃ何だから、どこかでゆっくり話さない?」と誘って!
た。「いいわよ」芳美は開き直っている様子だ。 比較的近いM公園に向かった。日射しが強く、文枝と芳美姉妹は共に日傘にバッグという格好でほとんど無言で歩いていた。僕は両手に奴隷たちの買い物袋を持ってやっており、後ろから美奈と真理子が自分の袋を手にしている。 大噴水の在る園内に入り、木陰のベンチに芳美と母娘が腰を下ろした。僕は、彼女たちがどんな話をするか気になっていたものの取り敢えず遠慮して、涼しそうな別なベンチに美奈・真理子と共に掛けた。二人共僕の!
魂胆を察しており、美奈なんかは意味有り気!
笑いを浮べて、「もう計画を立てたんですか?」と訊いて来る。「いや、まだ」「お母さんの方も一緒にでしょう?」「まあな」「ご主人様って、熟女も好きなんだから」「それにしても綺麗な子ね」真理子が怜の方を眺めて言った。「ああしていられるのも今の内よ」僕に狙われたらどんな女も性奴隷にされる、と美奈も実感している。 芳美たちが具体的にどんな内容を話し合っているか、声が聞こえないのでわからない。あの姉妹は元々親密ではなかったから、芳美が僕によって突然旦那の前から消えて以降はほとんど音信不通だったのではないか。現に、芳美の入院中でさえ姉との連絡は無かったと言う。そんな姉妹が今偶然にも顔を合わせ!
、芳美が自分の身の上を一切打ち明けたら・・・そう思うとさすがに不安に襲われた。たとえ芳美本人が今の境遇に満足していても、僕がこれまでにして来た悪行の数々は姉からすればとんでもない事だからだ。その為、文枝と怜への確かな攻略までは頭が回らず、もしも文枝が強く出たら口封じの為にも彼女を性奴隷にする気でいた。
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