; 家庭教師 洋子 38歳 その3
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洋子は、もう38歳だが貴弘はまだ少年である。 だからこそ、彼女の身体は、より激しく彼を求めているのだ。 彼女は、ひと月半程前に体調を崩していた。 「先生、大丈夫ですか?」 彼女はその気遣いが嬉しかった。 「辛かったら、僕、送っていきます」 と言われた。 「えっ? あっ、いや、 大丈夫よ。へーき、へーき」 と言って胡麻化そうとすると 「平気じゃないです。顔、真っ赤ですから」 と、彼が言った。 彼女は家に帰って胸がドキドキする感じを覚えた。 それ以来、彼女の、彼に対する露骨なアプローチが始まったのである。 そんな過去を、ふと思い出していた洋子に貴弘がいきなり聞いて来た。 「先生、この前、・・・赤ちゃんって言ってたのは・・」 彼女は、ギクッとした。 「えっ、え? 私、そんなこと言ったかな?」 と彼女が言うと彼が 「あれ、・・・冗談だったの?」 と彼が言う。 「あっ、 でも、 そんな大事な事・・」 と言葉を濁すと、彼は言った。 貴弘「僕は、・・・先生の、 赤ちゃんが欲しい」 えっ? 「あの、 貴弘さん、 それは」 貴弘「僕、先生と一緒に居たい」 えっ?えっ?、何? 貴弘「先生の赤ちゃんが欲しいです!」 貴弘さん。 彼女は、愛の告白を受けた。 暫く、沈黙の時間が流れた。 そして洋子の心は決まった。 「貴弘さん、私も貴方を愛してる。 でもね、駄目。 今は駄目なの。 貴方なら分かるよね」 貴弘「うん。 分かる」 「でもね、私には時間が無いの。 貴方を待っている時間が」 貴弘「はい。 分かりました」 「本当に?」 貴弘「はい。 僕、男ですから」 彼女の瞳から涙がこぼれた。 つづく |








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