女優 6_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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女優 6

22-06-03 01:44

この話は続きです。はじめから読まれる方は「女優」へ

山口は鼻息荒く今にも私を絞め殺さんばかりに息巻いていた。

「人のもの取っといて、どう落とし前つけるんだ。ああん」

「別に彼女は貴女のものでもなければ付き合ってるわけでもない。私が彼女と付き合おうが本来貴女に関係のないことだわ。でもそれじゃ貴女の顔も立たないでしょうから、こういうのはどう?」

「んん」

「今夜一晩私の体を好きにしていいわ」

「なっ何だって!」

「以前からこの体抱きたかったんでしょ?若い頃はしつこく言い寄ってきたものね。ただし、あの娘を自由にしなさい。つぶすことも許さない。映画も公開に向けて全力を尽くしてあの娘をスクリーンデビューさせること。貴女も本当は公開したいはずよ。借金だけが残るものね。どう?あんな小娘百回抱くより、今や貴女の手の届かない大女優の体を一晩好きに出来るのよ。どっちが得か考えるまでもないじゃない」
(ゴクリ)
山口は唾を飲み込んで予想外の申し入れに興奮をしてるようだった。

「わ、わかったわ。全部条件を飲みましょう。そのかわり本当に一晩あんたを自由にしていいのね」

「覚悟はできてるわ。そうと決まったら、早くやって頂戴。明日も撮影があるの」

「んふふ、そいつはどうかしら?私にかかればあんた、明日は足腰立たず、現場まで行けないかもよ。その澄ました綺麗なお顔が歪んで泣き叫びながら私に「もっと」っておねだりすることになると思うと、んふっ楽しみだわ」

「いやあああ、死ぬううう、あああああ、もうやめてっぇぇぇ、すごいのすごいの、またいっちゃううう」

「ほら、ここだろ、貴子、ここをこんな風に擦ってやると死ぬほど気持ちいいだろ。ああん、まだまだこんなもんじゃないぜ。殺してほしいと思うほど気持ちよくさせてやるよ。今までこんなに気持ちよくなったことないだろ。ああ、貴子」

「もう許して、ゆるじでぐださい。ひっくひっく。あっぎゃああああ、いぐうううう」

私はこの世のものとも思えないような快感で全身が痺れていた。頭がおかしくなりそうで泣きながら山口に許しを請うた。

「だめだぜ。約束は一晩。まだ1時半だ。あと5時間はこの体私の好きにさせてもらうよ。ふふふ、もっともっと気持ちよくなれるんだよ。その証拠に貴子のおま〇こ舐めてあげる。まだ舐めてなかっただろう。私のクンニ、病み付きになるよ。どんな貞淑な女もこれを味わったら、もっともっとっておねだりして淫乱な女に変わるのさ。さあ貴子のおま〇この味はどんな味かな?」

「うっ、はああんいや、すっすっすごい」(体が震えちゃう、何なんなのこの感触)1時間後山口のクンニはまだ続いていた。そして私は穴という穴から液体を垂れ流し天国にたどり着いていた。涙でぐしょぐしょになり、鼻水が出、涎を垂らし顔をくしゃくしゃにして「もおっと、もおっとなめでええええ」

と呪文のようにおねだりをずっとしていた。もう自分が大女優であることを忘れていた。ただの淫乱なメス豚になっていた。

「ああああああだめぇもういっそ殺してぇぇ、死ぬ死んじゃううううう」

山口の責めが終わったのは朝の6時半頃だった。私はこんなSEXがあるとは知らなかった。りかが山口から抜けれないのがよくわかった。私はもう今日一歩も動けないだろう。体が快感でばらばらになり脳からの命令を聞いてくれそうにない。
山口の言うとおり今日の撮影は行けそうにもない。横では山口が勝ち誇ったように悠然と私の背中を撫でながらニヤケ顔で煙草をくわえている。(完敗だわ。もし次山口から誘いがあったら私は断れるかしら。いえ、そうだわ。りかはこの快感地獄を
絶ち切ったんだわ。私の為に。ありがとうりか。私も強くなるわ)

「貴子、一晩と言わず、もしこの私に抱いてもらいたかったらいつでも何回でも抱いてあげるわ。こんな快感一度味わったら他では満足できないかもしれないからねえ。その時は私に「抱いて」って上手におねだりしてみなさい。また一晩中殺してあげる」

「んふふ。かわいそうな人。もう2度と貴女に抱かれることはないわ。私にはもっと幸せをもたらしてくれる人がいるから」

「ふん」

強がりではなく私に勇気をくれた人、りかに会いたくなった。

つづく「女優 7」へ


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