この話は続きです。はじめから読まれる方は「美優夫人の飼い犬」へ
彼が下がると,鞭を手にとり残る6匹の犬達の前をゆっくりと歩いた。
コツ‥コツ‥
エナメルの擦れる音とヒールの音が不気味だった。
ヒュッ‥バチッ!
静かな部屋の中に鞭が空気を裂く音と驚くほどの大きな鞭が床を打つ音が響くと彼らは竦み上がった。
「どの犬を扱いてやろうかねぇ‥」
ゆっくりと歩きながら顔を伏せる犬達の前で時折鞭を振るい,恐怖感を植え付ける。
やがて一匹の前で止まると鞭の柄で顔をあげさせる。
「きれいにしなさい!」
先ほどの犬の精子で汚れたブーツを出すと屈んで舐め始めた。
「美味しいかい?仲間の犬のミルク啜ってる情けない姿を見てると濡れてくるわよ。今日はお前を見せしめにしてやろうか。」
それから一時間以上も掛けて,精神的にも肉体的にも苦痛を与えて責め姦り続けた。
「ご褒美に喉が渇いてるだろうから飲ませてやろうかしらねぇ。」
股間のホックを外して女性器を露わにすると足を犬の肩に掛けて生臭い小便を浴びせた。
「お前は失格だわね。反省しなさい!」
ヒュッ‥と空気を引き裂く音を鳴らせて,一番始めに躾ていた犬の背中を打った。
失格‥
彼はどうなるのだろう‥
「坊や,行きましょう。上でママゆっくりお風呂に入りたいわ。坊やも一緒に入っくれる?」
女の変わり身の速さに驚かされながらも彼と女とエレベーターに乗り込んだ。
「その犬はどう?」
「えっ‥大好きなママからのプレゼントだから。僕,可愛がってるよ。」
「そう。坊やが気に入ってるなら良いんだけど。」
さして興味もなさそうに女が言った。
「明日,楽しみねぇ‥ママのお友達に坊やの事,自慢しちゃおうかな‥」
「ママ‥」
なぜだか不安になりました。
つづく「美優夫人の飼い犬24」へ
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