牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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25-11-05 08:57
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『でも、そんなことして本当に襲われちゃったらどうするの?』 優花は、少し心配そうに言ってきた。僕は、 「イヤ、襲われるって事はないでしょ。宮田さん、そんなキャラじゃないよ」 と、答えた。 『だったら、そんなことしても無駄じゃない?』 優花は、キョトンとした顔で言う。 「宮田さんだからだよ。真面目で優しそうな彼が、どんなリアクションするのか見たくない?」 僕は、そんな説明をした。 『別に見たくないよ。そんなことしたら、ヘンタイって思われちゃうんじゃない? これから、付き合いづらくなるよ』 優花は、心配そうに言う。 「大丈夫だよ。宮田さん、良い人だから」 僕は、そんな風に言った。 嫁の優花は、まだ23歳だ。僕よりも6つ年下だ。できちゃった婚とかでもなく、ごく普通に恋愛して結婚した。僕の働いていた会社にバイトでやってきた彼女と仲良くなり、そのまま結婚に至った感じだ。 優花は、身長150cmで童顔。見た感じ、子供みたいだ。ただ、胸が少し大きめなのでいわゆるロリ巨乳という感じだ。それに人妻属性もついているので、かなりレアなキャラだと思う。 そして、車のセールスの宮田さんとは、もう5年以上の付き合いだ。僕が初めて車を買ったときから、とても良くしてもらっている。35歳の、プロレスとお城巡りが好きな独身貴族だ。 最近、車を買い換える相談をしているので、ちょくちょく資料を持って訪ねてきてくれる。 僕は、宮田さんを誘惑したらどうなるかな? と、優花に言ってみた。最初は、 『そんな、エッチなビデオみたいなことするわけないでしょ。バカ』 と、相手にもされなかったが、何回か話をしているうちにそれなりに乗ってきた。僕は軽いノリで話をしたが、実際はかなり本気だった。寝取られ性癖とまではいかないが、僕には少しそんな性癖がある。 『わかった。じゃあ、着替えるね。ホント、知らないからね』 優花は、そんな風に言ってリビングを出て行った。そして、少しすると戻ってきた優花は、ドキッとするほどの短いスカートと、うっすら乳首が浮いている生地の薄めなTシャツを着ていた。どれも、このために僕が通販で買ったヤツだ。 『ちょっと短すぎるでしょ。それに、ブラ無しはやりすぎだよ』 そんな風に言う優花。スカートの裾を引っぱって引き下げようとしている。そうしないと、少しかがんだだけでパンツが見えてしまいそうな感じだ。 僕は、そんなに目立たないよと言った。 『……ホントに? 知らないからね。襲われたら、たっちゃんのせいだからね』 優花は、渋々納得してくれた。 そして、打ち合わせ通り僕は家を出た。近くの喫茶店に行って時間を潰す計画だ。二人の様子は、後で****した動画を見るつもりだ。カメラは、コンセントに刺す分岐タップタイプのヤツだ。 喫茶店で待っている間も、ドキドキしっぱなしだった。優花はあまり乗り気ではない感じだったけど、宮田さんのことはかなり気に入っている。結構、仲も良い感じだと思う。 何かあるんじゃないか? そんな心配もしてしまう。でも、宮田さんは真面目な性格なので、なにもないだろうなと思う気持ちの方が大きい。 僕は、暇つぶしにスマホをいじり続けていた。寝取られ体験談を読んでみたり、浮気告白なんかを読んだりしながら時間を潰していると、優花が本当に浮気をしたんじゃないかと思い始めてしまった。 そして、心配な気持ちのまま時間を潰し続けていると、やっと優花からメールが来た。スタートから、2時間ほど経過している。 意外に早かったような気もするし、遅かったような気もする。僕は、すぐに家に帰った。 「ど、どうだった!?」 僕は、慌てて優花に質問した。優花は、 『そんなに慌てないの。エッチなビデオみたいにはならないよ。でも、少しだけ……フフ。ナイショ』 と、焦らすように言う。僕は、慌ててカメラをパソコンに接続した。そして、接続しながらも優花を観察した。 優花は、見たところなにも変わっていない。服装も乱れていない。でも、乳首は薄く浮き出ているし、座っているのでパンツが丸見えだ。僕は、こんなに見えてしまっていたんだなとドキドキしてしまった。 動画が始まると、なにも映っていない映像が続く。早送りしていくと、動きが出てきた。 「お邪魔します。あれ? ご主人は?」 宮田さんがキョロキョロしながら言う。 『あ、急に仕事入っちゃって。代りに聞いておいてって言われました』 優花は、どこか落ち着かない声で言う。動画でも、はっきりと乳首が浮いているのがわかってしまう。 それを見て、優花は、 『こんなに透けてたんだ……。恥ずかしいな』 と、顔を赤くしながら言う。 「あ、そうなんですね。また、出直しましょうか?」 宮田さんは、そんな風に言う。 『せっかく来てもらったんですから、私が聞きます。それに、もうお茶の用意もしちゃったんで』 優花は、そんな風に言いながらナチュラルに宮田さんを椅子に座らせた。宮田さんは、わかりましたと言って椅子に座る。僕は、この時点で少し違和感を感じてしまった。いつもの彼なら、もう少し遠慮というか、座るまでに時間がかかる気がする。 優花は宮田さんが座ると、キッチンの方に歩いて行く。そして、お茶とお菓子の用意をする。カメラは、かなり広角なので優花も宮田さんも写している。宮田さんは、チラチラと優花の方を見ている。キッチンに立つ優花は、かなりセクシーな姿になってしまっている。 短いスカートに、浮き出た乳首……。宮田さんは、チラチラ気にしているようだ。僕は、今までに感じたことのない感覚になっていた。 自分の妻が、イヤらしい目で見られているかもしれない……。それは、イヤな気持ちの方が大きい。でも、興奮する気持ちも間違いなくある。 画面の中では、優花が紅茶とバームクーヘンを並べていく。 「なんか、いつもすみません。頂きます」 宮田さんは恐縮しながら言うと、紅茶を飲み始めた。優花も席に着き、宮田さんが持ってきた見積もりを見ながらお茶を飲む。 『これって、どっちがおすすめですか?』 優花は、見積もりの話をする。宮田さんは、 「リセールを考えると、こっちです。でも、そんなに差はないと思うので、好きな方で良いと思いますよ」 と、説明をする。よく見ると、説明しながらもチラチラと優花の胸のあたりを見ているように見える。 『そうなんですね。じゃあ、こっちにしちゃおうかな?』 優花は、そんな風に言う。優花の顔は、少し赤い感じがする。恥ずかしがっているのか何なのかはわからないが、いつもとは違う感じだ。 そして、宮田さんの説明や世間話が始まる。優花は徐々に大胆になってきたようで、胸を張ってみたり足を組んでみたりしている。 胸を張るようにすると、よりクッキリと乳首が浮いて見えてしまう。そして、足を組んでいるので、宮田さんからも太ももが丸見えのはずだ。 僕は、正直ドキドキしてしまっている。やり過ぎじゃないか? そんな気持ちになる。そして、会話は続く。少しすると、優花が資料の紙を床に落としてしまった。 「あ、拾います」 宮田さんは、慌てて床に手を伸ばす。そして、資料を掴みながらふと顔を正面に向ける。驚いた顔になり、慌てて顔を背ける彼……。 たぶん、優花のスカートの中が見えてしまったのだと思う。短すぎるスカートなので、本当に丸見えだったはずだ。 すると、僕の隣でパソコンを覗いている優花が、 『……見られちゃってるね。なんか、恥ずかしいな……』 と、耳まで赤くしながら言う。僕は、紙はわざと落としたのかと質問した。 『え? さぁ? ナイショ』 優花は、可愛らし感じで言う。でも、表情が今まで見たことのない感じになっている気がした。小悪魔的というか、ゾクッとするような色気を感じてしまった。 画面の中では、普通の会話が続く。宮田さんも、チラチラと見はするが、それ以上のことは起きそうにない。僕が、現実はこんなものか……と、思い始めていると、動画の中の優花が、 『ごめんなさい。やっぱり、気になっちゃいますよね。慌ててて、ブラつけるの忘れちゃった』 と、おどけるように言った。宮田さんは、かなり慌てた感じで、 「い、いえ、別にその、気になりません!」 と、言った。こんなに慌てた彼は見たことがない。顔も、赤くなっているようだ。 僕の隣で画面を見ている優花が、 『恥ずかしかったんだよ。でも、こういうのが希望だったんでしょ?』 と、恥ずかしそうに言う。僕は、黙ってうなずいた。動画の中では、大慌ての宮田さんが、 「も、もう帰りますね。なんか、すみません」 と、謝り始めた。 『謝らないで下さい。私が悪いんですから。見苦しいもの見せちゃって、ごめんなさい』 優花も謝り始めた。 「見苦しいなんて、全然そんなことないですよ!」 宮田さんは、動揺がさらにひどくなっている。 『本当ですか? 見苦しくないですか?』 優花は、そんな質問をする。 「見苦しいだなんて、むしろ、ありがたいというか、セクシーというか……嬉しいです」 宮田さんは、しどろもどろになっている。このリアクションを見ていると、本当に良い人なんだなと思う。 『じゃあ、このままにしておきますね。バームクーヘン、食べて下さい』 優花は、そんな風に言って自分も食べ始めた。宮田さんは困った顔になりながらも、結局食べ始める。僕は、優花が本当に頑張ってくれたんだなと感謝の気持ちが湧いてきた。でも、同時に強い不安も感じていた。 宮田さんは、照れ隠しでもするように車の説明を再開する。優花は、話を聞きながらも胸を突き出すようにしたままだ。そして、唐突に、 『さっき、パンツ見えちゃいましたか?』 と、聞き始めた。宮田さんは、 「は、はい……丸見えでした」 と、申し訳なさそうに答える。 『興奮しましたか?』 優花は、そんな質問をする。その声は、あきらかにうわずっている。 「……しました。ごめんなさい」
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