牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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26-01-01 09:32
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さくらは、形だけとはいえ和也と結婚したことで、開き直ったように和也と過ごす時間を増やした。泊まりになることも多いし、旅行なんかにも行くようになった。今日も、朝から楽しそうに出かける準備をしている。 「そら君も、来る? 最近、全然行ってないよね」 さくらは、笑顔で言う。今日は、浦安のテーマパークに行くみたいだ。確かに、もう3年くらい行っていない。でも、二人の邪魔をすることに抵抗がある。夫の僕が、そんなことを気にすることがおかしいと思うが、さくらの楽しそうな顔を見ていると、ついそんな気持ちになってしまう。 「じゃあ、行ってくるね。今日は泊まりじゃないから、オナニーせずに待っててね」 さくらは、無邪気な笑顔で言う。相変わらず、えくぼが可愛らしいと思う。でも、その笑顔は僕だけに向けられているわけではない。さくらが出かけると、色々なことを気にしてしまう。あの結婚式以来、本当に子作りも始めた。僕とも避妊なしでセックスをしているが、今のところ妊娠には至っていない。 さくらが出かけると、僕はすぐに火災警報器型のカメラからデータを移して確認を始めた。さくらは、和也の家に泊まりで遊びに行くことが増えたが、自宅でもまだ会っている。僕は、そんな二人のセックスを見ることが、何よりも楽しみになってしまっている。 早送りをしながら、動画を確認する。今この状況になっても、まだ罪悪感はある。こうやって、二人の密会を**見る……やめないといけないと思いながらも、やめられない。さくらは、もしかしたら僕がカメラで覗いていることに気がついているのかもしれない。なんとなく、そんな気がする。 「買ってきたよ。ほら、これ」 和也が、さくらに袋ごと何かを手渡した。 「ありがとう! これ、興味あったんだ。さっそく使っても良い?」 「ダメって言っても、使うでしょ?」 「うん」 さくらはおどけたように笑いながら、袋から箱を取り出した。なんかオシャレな箱だ。まだ何の箱なのかわからない。さくらは、箱を開けて中の商品を取り出した。見たことのない器具だが、なんとなく大人のオモチャなんだろうなとわかる。 「意外に大っきいね。電池、入ってるの?」 「充電式だから、すぐ使えるはず」 「じゃあ、使ってみて。なんか、ちょっと怖いもん」 「いいよ、じゃあ、脱いで」 和也が指示をすると、すぐにスカートとショーツを脱いでしまった。恥じらいも何もなく、あっさりと脱いでしまう。この辺りのノリは、結婚式をした後も変わらない。不思議な関係だと思う。 さくらは、恥じらうこともなくソファに座る。座面に脚を上げて、M字開脚みたいにしている。秘部をさらけ出しているのに、恥じらいもない。和也も、落ち着いた様子で器具を手に取り、そのままさくらの目の前の床に腰を下ろした。なんというか、もう浮気の現場を**見ているという感覚ではない。二人のセックスには、あまりにもムードがない。すっかりと日常の行為になってしまっている。それが僕には、とても恐ろしく思えてしまう。 「なんでもう濡れてるの。興奮しすぎでしょ」 「だって、すごいって聞いてるから。一瞬でイクんだよね? ドキドキする」 「クリ吸われて、そんなに気持ちいいのかな? なんか、イメージしづらいけど」 「フフ、後でおチンポ吸ってあげるね」 二人は、おどけたように言いながらも少しだけ緊張しているような感じがする。そして、和也はさくらのクリトリスあたりに器具を押しつけると、すぐにスイッチを入れた。ブーンと言う作動音が響くが、結構音が大きい。 「あっ、うぅっ、こ、こんな、ヤバい」 さくらは、一瞬で表情が変わった。身体に力が入っているのもわかる。 「え、そんなに?」 さくらのリアクションを見て、驚く和也。 「ダメ、イ、イクっ、もうイクっ」 さくらは、脚がピンと伸びてしまっている。すごい格好だ。M字開脚からV字開脚になったまま、あえぎ声をあげ続けている。 「ダメぇ、イクっ、イクっ、イクぅっ」 さくらは、叫ぶようにオルガズムに達してしまった。秒殺だ……。和也は、慌ててバイブをクリトリスから離した。 「ダメ、外しちゃダメっ」 さくらは、泣いているような顔で叫ぶ。和也は、慌ててまたクリトリスにあてがう。 「ヒィッ、うぅっ、うぅ~~っ」 さくらは、快感が強すぎるのか、歯を食いしばるような顔になった。そのままうめきっぱなしになり、まるで拷問でも受けているような見た目になってしまっている。 「大丈夫?」 和也は、心配そうな顔をしている。とてもセックスをしている最中とは思えない顔だ。 「平気、強く出来る?」 さくらは、あまり余裕のない声で聞く。 「まだ弱だから。強にするよ」 和也がそう言って操作をした。すると、モーター音がさらに強くなる。 「うぅああっ、こ、これダメっ、イクっ、イクっ、イクイクっ」 さくらは、やり過ぎなアダルトビデオのようなリアクションになっている。そして、唐突に潮吹きを始めた。 「イヤッ、ダメっ、ダメぇっ、イクイクっ、んおっぉおっ」 さくらは、信じられないくらいに乱れている。二人は、前からディルドを使ったりしていた。快感に対して、どこまでも貪欲だった。僕とでは出来ないことを、和也としていた……今さら敗北感が強くなる。 さくらは、床やソファをビチャビチャにしながらオルガズムに達し続ける。そして、ひときわ大きく叫ぶと、自分から吸引バイブをはずした。そして、ぐったりしたように脱力している。 「すごかったね。そんなに良かった?」 「……天国見えた」 二人は、そんな会話をしながら、吸い寄せられるようにキスを始めた。さくらの方が興奮していて、積極的に舌を使っている。男女逆転したようなキスをしている。和也は、キスをしたままズボンを脱いでいく。そして、すぐにさくらに挿入していく。 「うぅっ、あぁ、気持ちいい。すごく敏感になってる。全身オマンコになってるみたいだよ」 はしたない言葉を口にしながら、とろけた顔をさらにとろけさせるさくら……。 「メチャクチャ動いてる。身体が妊娠したがってるじゃん」 和也も、挿入して驚きの声を上げた。当然のように生挿入をする彼。もう、何の抵抗もないみたいだ。僕は、あまりの興奮にすでに射精感が湧き上がっている。でも、さくらの言葉を思い出し、オナニーはやめようと思っている。 「うん。今日こそ妊娠するかも」 「じゃあ、たっぷり注ぎ込むよ。さくら、愛してる」 そう言って、和也は腰を動かし始めた。まだ、二人とも上は着衣のままだ。やっぱりムードはない感じのセックスだが、その分生々しい。さくらの指には、和也との結婚指輪が光っている。少し前までは、和也と会う時だけ付け替えていた。でも、最近はずっと和也との指輪を付けている。その方が、僕が興奮するからだと言っていたが、それだけではない気がしている。 「あぁ、ダメ、イクっ、もうイクっ、和也、愛してるっ! 孕ませてっ!」 さくらは、すっかり余裕のない顔だ。吸引バイブのせいで、本当に敏感になっているみたいだ。 「アイツので妊娠しないの?」 「する。でも、和也のでも妊娠する。双子産むの」 メチャクチャなことを言うさくら。でも、少しだけホッとする気持ちもある。少なくても、僕への愛情はある。そんなことに安心してしまうのも、おかしい話だと思う。二人は、セックスを続けながら服を脱いでいく。興奮した顔で全裸になると、和也がむしゃぶりつくようにさくらの乳首に吸い付いた。 「うぅあっ、気持ちいいっ、乳首も気持ちいいのっ!」 全身が敏感になっているのか、リアクションが全て大きい。そして、またオルガズムに達してしまう。 「イキすぎでしょ。そんなに良かった?」 「すごかったよ。ねぇ、さっきの使ってみて。ハメながら使えるでしょ?」 さくらは、甘えた声でおねだりをしている。やっぱり、どこまでも快感に貪欲な態度だ。和也は、すぐに吸引バイブを手に取る。そして、クリトリスにあてがっていく。さくらは、それをとろけた顔で見つめている。こんなにも期待に目が輝く彼女を、見たことがない。 さくらは、快感に弱いのだと思う。和也とも、セックスが良すぎて離れられないのだと思う。それなら、どうして僕と一緒になったのだろう? 結婚する前から、僕とのセックスが物足りないのはわかっていたはずだ。 「行くよ」 和也がスイッチを入れると、さくらはのけ反って身体を震わせた。歯を食いしばるようにしながら、身体を硬直させている。 「うわ、動いた。オマンコメチャ動いてる」 和也が、驚きの声を上げる。そんなことがあるのだろうか? 膣が動く? 快感が強すぎると、そうなるのだろうか? 「動いて。犯してっ」 さくらは、言葉が短い。余裕がない声だ。慌てて腰を動かし始める和也。さくらは、すぐに潮吹きを始めた。和也の腰の動きに合わせて、透明の飛沫が飛び散る。歯を食いしばる顔になっていて、あえぎ声すらあげられなくなっている。 和也は、およそセックス中の顔とは思えないさくらの顔を見て、強く興奮しているようだ。吸引バイブを押しつけながら、さらに腰を激しく動かしていく。 「イクイクっ、おぉっ、んおぉっ、おぉおっ、和也、死んじゃうっ! 気持ちよすぎて死んじゃうっ!」 さくらは、今までにないリアクションをしている。クリトリスを吸引されるだけで、そんなにも快感が強いのだろうか? まるで想像が出来ないが、さくらの姿を見ていると、さらに次のステージに行ってしまったように見える。 二人は、どんどん新しい扉を開いていく。さくらは、和也とのセックスがなければ死んでしまうのかもしれない。そんな風に思えるほど、さくらは気持ち良さそうで幸せそうだ。 「イク、さくら、もう無理」 和也が、いつもよりあっけなく限界を迎えた。 「イッてっ、もうイッてっ! 孕ませてっ! 今なら絶対に妊娠するっ!」
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